ついに実験・分解フェーズに突入続きはWebで

自動ブレーキや加速試験は伊是名島で実施へ

 こうした中、想定外に難航したのが第1弾の車両の入手だった。現地のディーラーから当初の納車予定日は10月末と告げられていた。ところが、10月下旬に台風21号、台風22号が、日本を直撃したために運搬スケジュールが遅れた。加えて、この電動車両のメーカーが法令違反を起こしたことで、国土交通省から立ち入り検査が入り、納車を待っていた車両を含め、すべての製品が出荷停止となってしまった。

 波乱はまだあった。11月中旬に実車が本島に届いたものの、納車されたクルマに手違いがあったのである。そこから、さらに納車を待つこととなり、11月25日になってやっと、新車を入手できた。

 第1弾の車両を手にようやく入れたプロジェクトチームは、現在、次のフェーズに移っている。まず、12月中旬までに実車試験を完了。以後、分解し、各部品やモジュールを分析する計画である。本誌が読者の手元に届く頃には、ターゲットの車両はバラバラになっているはずだ。

 実車試験の結果は、2018年2月頃に日経BP社のWebサイトで公開するほか、日経Automotiveなどに掲載する予定だ。さらに、詳細な分析結果は、2018年2月以降に分解レポートシリーズとして順次発売する計画である。