“スマートコンタクト”日本で承認も、デバイスラグのなぜ(page 3)

2018/10/10 05:00
久保田 博南=ケイ・アンド・ケイジャパン 代表取締役社長(医工連携推進機構 理事)

医療機器としての有用性は…

 では、医療機器としての有用性はどうなのか。シードのプレスリリースによると、今回の機器の使用目的または効果として「眼圧の変化により誘発される角膜曲率の変動を測定し、眼圧変動におけるピークパターンを検出する」と説明されている。

 眼圧には個人差があり、高すぎると視神経の障害の原因となる場合がある。日内変動があると言われている眼圧だが、これまでは病院が開院している時しか眼圧を測定することができなかった。しかし、そのパターンが分かれば点眼薬などで眼圧を下げる対応が可能となる。

 これらは緑内障進行の速度に関わる要因とも考えられているが、まだ完全には解明されていないようだ。プレスリリースには「夜間も含め最長24時間連続で測定し、眼圧変動におけるピークパターンを検出する本機器は、医療現場における夜間の眼圧測定などの負担軽減を含む、眼科医療の臨床の場に貢献できるものと信じております」とのコメントがある。

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