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未来志向の介護用ベッドがデビュー(page 2)

2018/02/01 10:30
久保田 博南=ケイ・アンド・ケイジャパン 代表取締役社長(医工連携推進機構 理事)

見守りセンサー内蔵とベッドナビの採用

 もう一つの特長は、「ベッドナビ」と称する見守りシステムの導入だ。大型のタッチスクリーンの装備により、搭載機能のすべてを操作・確認できるほか、起き上がりや離床の動作を介護・看護者に通知する「離床CATCH」の操作も可能。

ベッド制御・離床・睡眠のほか生体情報も捉える「ベッドナビ」
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 また、「眠りSCAN」と称して、被介護者の睡眠・覚醒状態のほか、バイタルサインとして脈拍数、呼吸数などのモニタリングが可能な装置も利用できる。これらの数値が画面上に表示されるため、医療でいうなら簡易型の「生体情報モニタ」を内蔵している優れものでもある。

 「眠りSCAN」は、センサー自体がマット内に収容されているため、被介護者に何らの電極を付ける必要もない。いわば、非接触センサーの一種であり、モニタリング機能としては、理想的な方式に近づいたということもできる。

 総合的に考えるなら、被介護者の使用感や安全性の向上とともに介護・看護スタッフにとっての使い勝手向上とその業務の効率化を目指した機能が盛り込まれているといえる。つまり、現時点での課題解決とともに、未来ニーズ喚起に向けてのコンセプトが含まれている。

 最初にこの商品名「エスパシア(espacia)」を耳にしたとき、東武鉄道の特急「スペーシア(spacia)」を連想した。スペイン語と英語の違いはあるが、概念は同じで「空間」「広がり」「ゆとり」をイメージさせる。おそらく、このネーミングには、未来の環境を見据えた余裕のある暮らしも隠喩されており、この製品企画の神髄を示していると思われる。本製品が名実ともに企画通りの役割を演じてくれることを期待している。

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