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「一括見積もりサイト」が低価格を牽引、W単価4ドル以下に

第3者機関との連携や情報公開で信頼感向上

2018/12/27 05:00
Junko Movellan=ジャーナリスト
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「一括見積もりサイト」利用は少数派だが・・・

 米国国立再生可能エネルギー研究所(The National Renewable Energy Laboratory: NREL)の最新レポート「ソーラー購入者の市場」によると、米国の住宅用太陽光発電システム購入者の95%以上は、施工業者から直接、見積もりを取った上で購入したという。

 逆に言うと、現在、インターネットによる「オンライン一括見積もりサイト」の利用率はまだまだ数%で、少数派ということになる。ただ、NRELは、一括見積もりサイトの利用者は、施工業者との直接取引よりも安くシステムを購入していると分析している(図1)。

図1●太陽光発電システム購入用のオンライン一括見積もりサイト
(出所:Pick My Solar)
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 一括見積もりサイトは、太陽光の購入検討者が一度に複数の会社に見積もりを依頼できるのが特徴である。消費者が自分で施工業者を探し、会社ごとに見積もりを取るのは手間と労力がかかる。

 NRELによると、一括見積もりサイトを利用しない購入検討者は、見積もり依頼に関わるコストを減らすため、見積もり依頼を1~2社程度に絞ることが多いという。しかし、見積もりが数社に留まる場合、購入検討者は施工業者に対して強いバーゲニング・パワー(交渉力)を持てない。

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