1位ハンファ、2位サンパワーとの集計も

 こうした割引のため、エネルギーセイジの公表データで、両社のシェアが高くなるのだろうか?逆に言えば、これらのデータは偏っているのだろうか?

 ちなみに、エネルギーセイジを活用するのは地方の地域を地盤にした太陽光発電販売会社で、米住宅太陽光市場(年間設置量)で3〜4%のシェアを占めるという。これら500社を超える太陽光発電販売会社は全米36州とワシントンDCでビジネスを展開している。

 エネルギーセイジは2018年の初めから、モジュールの見積もりデータをタイプ別(単結晶シリコン型と多結晶シリコン型)でも集計するようになった 。 リベラティ氏は、「全見積りの約96%が単結晶モジュール。 単結晶型より変換効率が高く、ホームオーナーは高変換効率を重んじるので、設置業者も、単結晶パネルを見積もることが多くなる」と言う。

 米国で変換効率の高いモジュールを生産している企業といえばサンパワーが有名。同社も、シェアに関して興味深いデータを今年3月に発表した。それによると、同社は「北米住宅太陽光向けのモジュール供給で1位」「北米住宅市場売り上げで2位」と発表している(図3)。

図3●北米住宅太陽光市場におけるモジュール市場シェアの比較(青色:サンパワー、灰色:ハンファ、ピンク色:LG、緑色:パナソニック)
(出所:SunPower)
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 北米の住宅太陽光市場の市場シェアを見ると、1位が韓ハンファQセルズで、僅差でサンパワーが2位に付けている。同社のシェアは14%となっている。3位はLG、4位はパナソニックと高変換効率の単結晶モジュールメーカーが上位を占める。