世界ナンバーワンは2年連続でトリナ・ソーラー

 米国太陽光発電市場リサーチ・コンサルティング会社SPV Market Researchの最新レポート(The Photovoltaic Manufacturer Shipment Report:太陽電池メーカー出荷量レポート)によると、2015年の太陽電池セル(発電素子)の世界出荷量は前年比29%増の50.8GWであった。トップ10メーカーの総出荷量は全体の53%を占めた(図1)。

図1●太陽電池セルの世界出荷量推移(2010~2015年) 
(出所:SPV Market Research「Annual Photovoltaic Manufacturer Shipment report」)
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 メーカー別に見ると、ナンバーワンは中国トリナ・ソーラー(Trina Solar)で2015年の太陽電池セル出荷量は3.63GW。首位を2年連続維持し、2015年の同社の世界シェアは7%であった。同社は今年初めにオランダの太陽電池メーカーであるソランド・ソーラー(Solland Solar)から、太陽電池製造工場など全ての資産買収を完了したばかりである。

 トリナ・ソーラーの背後に迫るのは中国JAソーラー (JA Solar)。2015年のセル出荷量は3.62GWでトリナ・ソーラーとの差はわずか14MWという僅差だった。同社はセル出荷量を2014年から29%増やし、トリナ・ソーラーとの差を縮めている。