今回は、車載・産業分野で利用されるセルラーM2MおよびLPWA(Low Power Wide Area)通信モジュール市場の動向を取り上げる。セルラーM2Mモジュールはスマートメーターやテレマティクス、モバイルペイメント、リモートモニタリングなど、幅広い産業分野で利用されてきた。近年ではLPWAと呼ばれる長距離・低消費電力の新しい無線規格が注目され、市場・応用分野の拡大が期待されている。

LPWA規格の動向

 LPWA規格には、セルラー(3GPP)規格とUnlicensed Band(主にサブ1GHz)を利用する規格がある。商用展開では、Unlicensed Bandが先行している。

 セルラーLPWA規格は2017年から商用化され、複数の規格が併用されていくと考えられる。主なLPWA規格と特徴、商用化時期などを図1に示す。

図1●主なLPWA規格(出所:TSR)
[画像のクリックで拡大表示]

この先は会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は申し込み初月無料!