台湾AUO社が2016年10月27日に発表した同年第3四半期(7~9月)決算は、売上高860億1700万台湾ドル(前年同期比4%減、前四半期比7%増)、売上総利益113億800万台湾ドル(前年同期比24%増、前四半期比103%増)、営業利益57億5900万台湾ドル(前年同期比70%増、前四半期比50倍)、当期利益48億9800万台湾ドル(前年同期比41%増、前四半期比で黒字転換)となった。売上総利益率は13.1%(第2四半期は6.9%)、営業利益率は6.7%(同0.1%)、当期利益率は5.7%(同-0.7%)である。EBITDAは154億台湾ドル(前年同期比4%増、前四半期比54%増)、EBITDAマージンは17.9%(第2四半期は12.5%)。

 太陽電池などを除いたDisplayセグメントの業績は、売上高806億1400万台湾ドル(前年同期比2%減、前四半期比9%増)、営業利益59億3700万台湾ドル(前年同期比64%増、前四半期比黒字転換)、EBITDA 151億2000万台湾ドル(前年同期比5%増、前四半期比65%増)。営業利益率は7.4%、EBITDAマージンは18.8%へ改善した。

 第3四半期のパネル出荷数量は、10型以上の大型パネルが2930万枚(前年同期比11%増、前四半期比3%増)、中小型パネルが3800万枚(前年同期比22%減、前四半期比11%減)。

 総出荷面積は661万7000m2(前年同期比16%増、前四半期比2%増)となり、第2四半期に記録した過去最高を更新した。面積当たりの米ドル建て平均販売単価(Blended ASP)は372米ドル/m2(前年同期比16%減、前四半期比9%増)で、平均単価は第2四半期比で上昇した。

 中小型パネルの出荷面積は33万4000m2(前年同期比8%減、前四半期比5%減)、中小型パネルの売上高は126億台湾ドル(前年同期比7%減、前四半期比9%増)、稼働率は90%台半ば以上(第1四半期は約90%、第2四半期は90%台半ば)である。

 用途別売上構成比は、テレビが46%(第2四半期は46%)、モニターが15%(同14%)、ノートパソコンおよびタブレット端末が17%(同17%)、モバイルが5%(同4%)、その他(車載、ATM、POSなど)が17%(同19%)。計算される金額ベースの売上高成長率は、テレビが前年同期比8%減少、前四半期比9%増、モニターが前年同期比5%増、前四半期比17%増、ノートパソコンおよびタブレット端末が前年同期比19%増、前四半期比9%増、モバイルが前年同期比18%減、前四半期比36%増、その他が前年同期比2%減、前四半期比2%減。その他以外の全ての用途で、前四半期比増収となった。

 サイズ別の売上(金額)構成比は、50型以上が28%(第2四半期は30%)、39型以上50型未満が15%(同13%)、20型以上39型未満が15%(同15%)、10型以上20型未満が26%(同26%)、10型未満が16%(同16%)である。第3四半期末の在庫水準は33日(第2四半期末は36日、2015年第3四半期末は43日)、金額ベースでは第2四半期末に比べて3%の減少。回転日数は2009年第2四半期末以来、7年ぶりの低水準となった。

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