エネルギー
1 太陽光に対するアマチュア無線利用者からのクレームにどう対応すべきですか?
2 米テスラがパナソニックと太陽電池生産で提携、その真意は?
3 [第1回]モーターの種類・特徴を整理、 適切な結線方式を理解
4 大電流USB充電で不具合、3つの対策で安全に
5 「従来の屋根材より美しい」太陽光パネル、米テスラが発表
6 カスタム品から汎用品へ、パワー半導体が安く身近に
7 SiCが燃料電池車や新幹線に載る
8 充電トラブル尽きぬUSB、「Type-C」充電の実態に迫る
9 モーターの鉄損を約7割減、パナソニックが新磁性材料で
10 次世代車載パワー半導体の実装・モジュール化技術
11 「20倍超の売り上げ」、急成長したパナの車載放熱ファン
12 傾斜に強く、人の背より高い雑草も刈り込める4駆の草刈機
13 トランプ大統領誕生、共和党でも太陽光産業は伸びる!?
14 七ツ島70MWのメガソーラー、稼働から3年、火山灰の影響は?
15 パナソニックの欧州戦略、3つの武器で攻める
16 迫る太陽光への出力抑制!? 九電が大型蓄電池で回避策
17 先駆者が描く、車載向けSiCデバイス戦略
18 パリ協定が発効、長期目標が確定し、エネルギー転換が加速へ
19 パナがGaNパワー素子をついに量産
20 日本メーカーが消えた、2015年太陽電池セル世界トップ10

 太陽光パネルのパワーコンディショナーが発生する電波は、その周辺のアマチュア無線通信にとっての妨害電波となる可能性がある。では、分譲住宅に太陽光パネルを設置する場合、近所のアマチュア無線ユーザーからのクレームにどこまで責任を取る必要があるのか。10月24日~11月24日の「エネルギー」サイトで最も読まれた記事は、弁護士の秋野卓夫氏によるこの問題への解説「太陽光に対するアマチュア無線利用者からのクレームにどう対応すべきですか?」だった。

 秋野氏によると、これに関する明確な法律等はなく、アマチュア無線利用者が太陽光パネルの設置を拒否する狭い意味での法的根拠はない。無線設備がまったく使えなくなるなどの具体的な被害について裁判所が「受忍限度を超えた」と判断した場合に何らかの法的責任が発生する可能性は否定できないが、太陽光パネルの設置者が損害賠償義務を負うリスクは高くないという。

 2位の「米テスラがパナソニックと太陽電池生産で提携、その真意は?」は、両社がパナソニックの「HIT太陽電池」というセル製造技術を使って、2017年から米国で太陽電池の共同生産を開始するというニュースの背景を解説した記事だ。テスラ・モーターズは分散型太陽光発電システム販売・施工の米国最大手であるソーラーシティの買収を今夏発表している。このソーラーシティは2014年6月に米太陽電池ベンチャーであるシレボ社を買収した。筆者であるJunko Movellan氏は、シレボ社のテクノロジーは新築や新しく吹き替える屋根向けの「ソーラールーフ・タイル」という新製品に使われ、パナソニックと共同生産するパネルは既築の屋根に使われると予想する。

 5位の「『従来の屋根材より美しい』太陽光パネル、米テスラが発表」は、そのソーラールーフ・タイルの新製品発表会の様子を報告したもの。著者は2位の記事と同じJunko Movellan氏である。発表会にはテスラ・モーターズのCEO(最高経営責任者)であるイーロン・マスク氏が登場し、「これからの太陽光発電は、…より美しく、耐久性に優れ、断熱性に富み、さらに設置コストが屋根プラス電気料金より低くならなければいけない」と力説。従来の屋根材と見分けがつかない「建材一体型太陽電池」のソーラールーフ・タイルによって、米国内で毎年400万~500万に達する新築、または屋根の吹き替え需要を狙うことを宣言したという。