結果から言うと、130cmでした。

 つい先日、トヨタ自動車が2016年末に投入する小型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「C-HR」プロトタイプ車の試乗会を取材してきました(図1)。C-HRは、世界的に需要が拡大している小型SUV市場で勝負する世界戦略車です(関連記事)。

図1 2016年末に発売する小型SUV「C-HR」
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 試乗会で聞きたいことは沢山ありました。2015年12月に発売した4代目「プリウス」に次ぐTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の対応車として、プリウスと部品をどの程度共通化しているのか。排気量1.8Lエンジンのハイブリッドシステムと1.2Lターボエンジンという2種類のパワートレーンの違いは――などなど。

図2 C-HRの後席ドアハンドル
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 中でも確認したかったのが、後席のドアハンドルでした(図2)。ボディーに同化させるようなデザインを施した、C-HRで最も特徴的な部品の一つです。

 C-HRの開発責任者である古場博之氏(同社Mid-size Vehicle Company MS製品企画ZE 主査)は、「(2ドアの)クーペのような雰囲気を出したかった」と狙いを説明します。通常のドアハンドルではデザインの面で邪魔をするため、ボディーに一体化するように工夫したそうです。確かに実物を見ると、「うまく隠したな」と思える仕上がりでした。

 美しいデザインの反面、使い勝手が気になります。このドアハンドルが、通常よりもかなり高いところに配置されているためです。「子供が一人で開けられないじゃないか!」。インターネット上では、こんな声が多く挙がっていました。