IoTの時代といわれています。何でもかんでも(Things)インターネット(Internet)でつながるというので、IoT(Internet of Things)というのだそうですが、果たして、どんな時代になるのでしょうか。

 評論家の先生や先端ビジネスを牽引する事業家の方々が、実にさまざまなIoTを語っておられます。でも、分かったような、分からないような。スッキリ分かる話は少ないのですが、皆さんが言っておられるのは、とにかく、人やモノがインターネットでつながり、それらからの膨大なデータがクラウドコンピューターの人工知能で瞬時に解析されて、最適な環境や行動指示(アクチュエート)が提示されるということです。

 何年も前から、電化製品などのモノには、センサーやモニター装置が取り付けられたり、あるいは組み込まれていたりしていましたが、それらは孤立したものでした。しかし、IoT時代ではそのデータを、インターネットを介してクラウドに蓄積し、クラウドコンピューターの人工知能で分析・解析、そして最適な解を人にアクチュエートするのです。

 今どきのセンサーやモニター装置といった電子機器は素晴らしく進化していますから、確かに全てのモノに取り付けたり組み込んだりすることはできそうです。しかも、画像や音声だけで直接判断したりすることも可能な時代になっているのです。

 それを、インターネットでクラウドに集積し、分析・解析した最適な結果をアクチュエートしてあげるのですから、生活や仕事の進め方が劇的に変わるのも納得です。

 ひょっとして、全てのことをこのIoTシステムに依存して、自分で考えることを止めてしまう人が現れるかもしれません。

 逆に、それが嫌でインターネットや電子機器から完全に遮断・断絶する人も現れるかもしれません。しかし、現実としてコンピューターに全く触れずに暮らすことはできるのでしょうか。

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