30年前のガンプラも売る

 ガンプラのユーザー層の年代に、はっきりとしたピークが2つあるだけでなく、さまざまなユーザーがいます。詳細はお話できませんが、年齢やスキル(ガンプラ作りの経験)などの複数の要素でユーザーをセグメント化しています。そのセグメントごとに、適切な商品を展開しています。セグメント数が多いだけに、商品展開を考えるのは非常に大変です。

 子供から大人まで、さまざまな年代のガンプラユーザーを満足させるため、昔のガンプラも今でも製造して販売し続けています。ガンプラを親子2代で楽しむ際、親にとって昔のガンプラは懐かしい商品なので、思わず手に取ります。

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 一方、子供にとっては新鮮なものとして映り、興味を持つでしょう。昔のガンプラは値段もほぼ変えていません。1980年に発売した1/144スケールのガンダムのガンプラも、発売当初と同じ300円ほどで今でも販売しています。ですから、我々ホビー事業部は、唯一値上げしない事業部としてよく知られています(笑)。

 現在、小学生の間で人気が高いのが「ガンダムビルドファイターズ」シリーズのガンプラです。ビルドファイターズは、主人公たちがガンプラを改造して戦うアニメ作品です。ビルドファイターズの影響で、ガンプラを改造して楽しむユーザーが増えました。そのため、塗料やニッパーといった工具などもよく売れています。

 一方で、少々マイナーでも確実に需要があるMSのガンプラに関しては、バンダイの通販サイト「プレミアムバンダイ」を通じて直販しています。