中小企業などを中心に人材不足が叫ばれる今日この頃。こうしたなか、企業による“人材のシェアリング”を提唱するのが人材コンサルティングのスタートアップ企業、サーキュレーションです。同社が本社を構えるのは東京ですが、2017年2月にグランフロント大阪に関西支社、続いて名古屋、福岡に支社を開設するなど、西日本の市場に力を入れています。人材のシェアリングに熱い思いをたぎらせる同社関西支社長の笹島敦史氏にリンカーズ 西日本統括部長の北中萌恵氏が話を聞きました。

リンカーズ西日本統括部長の北中萌恵氏(左)とサーキュレーション 関西支社長の笹島敦史氏(右)。(撮影:大亀京助)
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北中氏:本日はありがとうざいます。まずは、サーキュレーションという会社についてご紹介ください。

笹島氏:弊社では各企業が抱える経営課題に対して、プロフェッショナル人材を業務委託契約で活用し解決に向けて共に走る、期間を絞った支援を行っています。私たちが言うプロフェッショナル人材とは、いわゆるフリーランスのこと。1万人のプロフェッショナル人材を保有しています。そういった人材を雇用するのではなくシェアすることで、採用にかかる時間や費用を最小に抑え、事業をより早く展開していただくことが可能になります。

 フリーランスの人材と言うと、エンジニアを想像されるかもしれませんね。実際には、新規事業、Webマーケティングなど、企業活動に関わるすべての分野に関するビジネスプロフェッショナル人材を保有していることを強みとしています。

北中氏:1万人の登録とはすごいですね。どのように募集されたのでしょうか。

笹島氏:設立当初はWebで募集していましたが、現在はクチコミの比率が高くなってきています。個人のフリーランスの方の悩みと言えば、同じような業界、同じような職種など、獲得できる案件の種類が限定されがちなこと。弊社のプラットフォームに登録をすると、ご自身がマーケットとしていたところとは別のマーケットから仕事が得られるというメリットがあります。“面白い仕事や挑戦できる仕事と出会える”とクチコミいただいているようです。

 また、登録いただいた方、1万人すべてとお話することにこだわっており、プロフェッショナル人材のカウンセリングをする専属チームがご経験を正確に引き出し、私のような法人担当がそれぞれの方に適した仕事をご紹介できるようにしています。紹介する仕事は、スキルとスタンスの2軸で判断しています。例えば、一口にフリーランスの方といっても、アドバイスをしたいという人もいれば、社員と一緒に汗をかきたいという人もいる。そこで、アドバイザー的な立場を希望する方には月に1~2回、経営層との定例ミーティングに出るというような案件を、社員と一緒に働きたいという方には週1〜3日、名刺を持って働くといった案件をお勧めしています。

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