2019年FIFA女子ワールドカップ・フランス大会が、現地時間の6月7日に開幕する。日本では8年前の世界一を鮮明に記憶している人も多いだろう。そして、連覇がかかっている米国では、大会に向けた様々な動きが出ている。

 まず、大会の盛り上げに積極的なのがテレビだ。米国のW杯テレビ中継の大きな特徴は英語とスペイン語の2つの放映権が設定されていることである。中南米からの移民を中心としたスペイン語を話すいわゆるヒスパニック層の間では、昔からサッカーは人気でW杯への関心が高かった。ただし、それ以外の層には人気が薄かったためにこのようなことになっているのだ。

Foxスポーツがツイッターとコラボ

 ただ近年はプロリーグのメジャーリーグサッカー(MLS)の隆盛もあり、ヒスパニック以外でもサッカー人気は高まってきている。特にW杯で3回優勝している女子代表の人気は、女子スポーツにおいてはトップクラスに入っているほどだ。それだけに今大会のテレビ中継は、高視聴率が期待されているのである。

 今回英語の放映権はFoxスポーツが、スペイン語はNBCユニバーサル傘下のテレムンド・デポルトが持つ。

 Foxスポーツが力を入れると発表したのが、ツイッター(Twitter)とのコラボレーションである。両社は2018年の男子W杯でも提携した実績があり、今回それを拡大するという。具体的にはまず全試合日にパリで試合の予想やハイライトを流す生番組をFoxスポーツが制作し、ツイッターが独占配信を行う。番組では関連したハッシュタグをつけたツイートを募集し、それに出演者が応えるといったことも予定されている。

 また全試合でFoxスポーツのツイッターアカウントが、得点が出た直後にそのゴールシーンをツイートするということだ。大会開始前にもツイッターで米国代表選手を起用したカウントダウンも行っている。

Foxスポーツによるツイッターでの生番組配信に関するプレスリリース
(図:Foxスポーツ)
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