携帯電話の通信速度はTモバイルに軍配?

 こうしたWi-Fiの使用状況の一方で、携帯電話のデータ利用量については各キャリアの思惑が入り混じる展開となった。スタジアムには「DAS」と呼ばれる分散型アンテナが700基設置されており、全キャリアの大規模利用に耐えられるようになっている。

 AT&Tはスタジアムで1日に11.5TBのデータ利用があったと発表した。昨年の7.2TBよりも4TB以上も増えている。またハーフタイムには15分間で237GBの利用があったということだ。

 一方、スプリントは試合当日に25TBのトラフィックがあったと発表したが、これはスタジアムを含むアトランタのダウンタウン一帯での数字となっている。同社は「競争上の理由から」スタジアムのみでのデータを発表しないとしている。

 さらにTモバイルはデータ利用量は発表しなかったが、大手4社の端末10台以上をスタジアムに持ち込み、100回以上転送速度のテストを行った。その結果、Tモバイルはダウンロードで101.53Mbps、アップロードで31.16Mbpsを記録し、トップだったとしている。

Tモバイルがスーパーボウル会場に大手4社の端末10台以上を持ち込み、転送速度を測定した結果。同社がトップだったとしている
(図:Tモバイル)
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 ベライゾンは記録的な利用量だとはしたもののデータは一切公表していない。携帯電話の接続速度は利用満足度に直結するだけにそれぞれ異なる対応になった模様だ。