1. はじめに

 「第47回 インターネプコンジャパン」が、2018年1月17~19日に東京ビッグサイトで開催された。本コラムでは、筆者が興味を持った材料関連の展示を中心に報告する。第1回目は、凸版印刷の展示について取り上げる。オンチップ・カラーフィルター、次世代イメージセンサー、ワイヤーグリッド偏光板の順に紹介する。

2. オンチップ・カラーフィルター

 画像入力素子であるCCDまたはCMOSイメージセンサー(CIS)をカラー化するために必要なのが、オンチップ・カラーフィルターである。Siウエハー上に形成された受光素子の一つひとつの上に光の3原色である赤・緑・青(RGB)、または補色のシアン・マゼンダ・イエロー・グリーン(CMYG)のカラーフィルターを直接形成する(図1)。オンチップ・カラーフィルターの実物を写真1に示す。また、カラーフィルター上にはイメージセンサーの集光力をさらに高め、感度向上を実現するためのマイクロレンズを形成している(図2)。

図1 オンチップ・カラーフィルター
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写真1 オンチップ・カラーフィルター
(許可を得て筆者が展示ブースで撮影)
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図2 オンチップ・カラーフィルターの構造とマイクロレンズの効果
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 凸版印刷はマイクロレンズ形状の最適化による集光性向上や、高解像性カラーレジストの開発のほか、超微細粒型顔料の開発など微細画素の技術トレンドを先取りする技術開発を進めている。また、用途などによって要求性能が異なる分光特性に対しても、個々の要望に応えるべく開発を進めている。

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