東芝は、現在量産中の3次元NANDフラッシュメモリー「BiCS FLASH」の次々世代に相当するメモリー技術をIoTシステム向けに開発している。「エッジコンピューティング」用途に向けて、新しい不揮発性メモリー技術と、記憶素子間を結ぶ新しい配線技術を実現する狙いだ。

 同社は、2030年ごろのIoTシステムでは、サーバー側のみならず、センサー端末に近い側(エッジ側)にもセンサーなどのデータを格納するようになっているとみる(関連記事1「消費電力1/10のMEMSセンサー、自律電源で動作」)。サーバーへのアクセスを減らせてシステム全体での消費電力を抑えられるためだ。サーバーに向けたメモリーよりも低消費電力であることが求められるとともに、「ストレージクラスメモリ―」が適しているとみる。データを長期間保管することを目的としたファイルメモリーと、プロセッサーからのアクセス要求に高速に応えるSRAM/DRAMの役割を兼ねたメモリーだ。

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