沢 俊行 著
A5判 330ページ

定価:本体2,800円+税
ISBN:978-4-8222-1899-7
発行元:日経BP社
発行日:2007/12/17

2007年10月に発行した『再入門・材料力学』(基礎編、応用編、実践編)の続編。 機械設計において盲点となっているところや、事故に直結するために特に注意すべき ところなどを拾い上げ、材料力学の視点から分かりやすく解説した。例えば、2007年5月 に大阪で起きた「ジェットコースター事故」。著者は、車軸のおねじ部分が疲労破壊して いたことから、ねじの緩みが原因と推測する。本書では、こうした事例を取り上げながら、 ねじの緩みでなぜ疲労するのか、なぜ事故が起きてしまうのか、その理由を材料力学の 観点から明らかにした上で、そうならないための解決策を提示している。まさに「勘所」 というべき、設計のノウハウが詰まっている。

目次

序章 : ジェットコースター事故はなぜ起きた
第1章 : あの難問を「ばね」でモデル化
第2章 : 壊れない設計への第一歩
第3章 : 低い初期締め付け力に「益」はなし
第4章 : 安全率を高くとっても「非安全」
第5章 : ねじりを知れば軽量化できる
第6章 : 曲げモーメントを予測する
第7章 : ボルト締結部を設計する(Ⅰ)
第8章 : ボルト締結部を設計する(Ⅱ)
第9章 :「固定」と「支持」,その大きな違い
第10章: 曲げに強い断面形状は
第11章: たわみに強い断面形状は
第12章: たわみを小さくするために
第13章: 共振による事故を防ぐために
第14章: 実践で遭遇する危険速度を解く
第15章: 複数の材料から成る梁の曲げ応力
第16章: 鉄筋の数はこう決める
第17章: 複数の応力の作用には警戒を
第18章: 意外に習わないねじの基本
第19章: 組み合わせ応力が生じる三角ねじ
第20章: 引っ張りとねじりと外力と
第21章: 静的荷重から急速荷重へ
第22章: 梁理論は万能か
第23章: 接触応力の計算に間違いはないか
第24章: 続・接触応力の計算に間違いはないか
第25章: 座金は何のためにあるのか
第26章: 管フランジ締結体の漏洩を防ぐ
最終章: 締め付けは慎重に


ものづくりの教科書 再入門・材料力学 基礎編

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