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※当日受付を承ります。直接会場にお越しください。

自動車市場が世界に広がり、さらにクルマの“知能化”が進む中、自動車業界の経営、企画、開発は複雑になる一方です。これまで想定しなかったリスクが見え始めました。日系自動車関連メーカーの決算が円安効果で好調に推移し、投資環境が整い始めた今こそ、将来のリスクに備える時期と言えます。

本セミナーは市場/経済、技術、マーケティング、サプライチェーン/コンプライアンス、ビジネスモデルという五つのテーマを設定し、各テーマを専門にするアナリスト・コンサルタントが複雑になる自動車業界の今後10年のリスクを見通します。

・先進国が好調に推移し始める一方、新興国で広がる“不安”
・燃費で勝っても、知能化、ブランド力で存在感の低い日系メーカー
・市場が広がる中で増え続けるマーケティング費
・「公正な競争」かつ「クリーン」な取り引きを求める世界の当局
・既存メーカーと全く異なるアプローチで“クルマ”を造るGoogle社

これらに加えて、日系自動車関連メーカーそれぞれに焦点を当てたリスクの見通しも解説します。複雑な自動車産業の将来を、読み解く一助になれば幸いです。

概要

日時:2014年12月08日(月)10:00~17:00(開場09:30)予定
会場:UDXカンファレンス (東京・秋葉原)
主催:日経Automotive Technology

受講料(税込み)

  • 一般価格55,000円
  • 日経Automotive Technology読者価格44,200円
  • 一般価格には、「日経Automotive購読(最新号1冊+半年6冊)」が含まれます。ご送本開始は開催後になります。
  • 日経Automotive Technology定期購読者は、読者価格でお申し込みいただけます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む「日経Automotive購読」を登録させていただく方には、ニュース配信を設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

10:00 - 10:50

【市場/経済】
世界市場を徹底予測、新興国"不安"をどう見通すか

川野 義昭 氏IHS グローバル
IHS オートモーティブ 日本・韓国ビークルセールスフォーキャスト マネージャー

川野 義昭 氏 プロフィール

2002年、シアトル大学経営大学院修了。自動車専門の消費者調査会社を経て、2008年にcsmワールドワイド(現IHSオートモーティブ)入社。車両販売における市場動向、分析・需要予測を担当。
産業学会、日本エネルギー学会、行動経済学会、交通工学研究会、日本マーケティング学会に所属。

先進国と新興国でまだら模様の経済環境が続く中、自動車市場の先行きが不透明になっている。北米や欧州の一部では金融・債務危機の落ち込みから回復し始めたものの、ASEANや南米、東欧などの重要な新興国で社会的・政治的な不安が広がる。本講演では、自動車市場が直面する課題と、今後の見通しを把握するのに大切な経済トレンドと需要環境について、IHSオートモティブの見解を発表する。

11:00 - 11:50

【技術】
これからの10年に向けた、日本メーカーの三つの課題

鶴原 吉郎 氏オートインサイト
代表、技術ジャーナリスト/編集者

鶴原 吉郎 氏 プロフィール

日経マグロウヒル社(現 日経BP社)に入社。新素材技術誌、機械技術誌を経て、2004年に日本で初めての自動車エンジニア向け専門誌「日経Automotive Technology」の創刊に携わる。同誌創刊と同時に編集長就任。2013年12月まで編集長を務める。2014年5月に自動車技術・産業に関するコンテンツの編集・制作を専門とするオートインサイト設立、代表に就任。日経BP未来研究所客員研究員。

日本の完成車メーカーは、高い品質や優れた燃費性能などが世界に受け入れられ、日本ブランドは世界生産の約1/3を占めるまでに成長した。しかし、欧州市場ではまだ存在感が薄いほか、世界最大の市場に成長した中国市場でも伸び悩んでいる。さらなる成長を目指す日本メーカーには、何が足りないのか。「ブランド」「パワートレーン」「知能化」の三つの観点から、これからの成長に必要な要素を分析していく。

昼休憩(11:50 - 13:00)

13:00 - 13:50

【マーケティング】
増え続けるマーケティング投資、ブランド構築効率化の最新手法 ~「マーケティングROIの改善/ブランドへのプロモーション効果」と「無意識下需要のターゲッティング」

古畑 裕之 氏ニールセン
ニールセン ニューロ ディレクター

古畑 裕之 氏 プロフィール

日本コカ・コーラ、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル、フィリップ・モリスなどの外資系事業会社や広告代理店などで、さまざまなマーケットのブランド/プロダクトマーケティングに25年以上従事。現在、最先端のニューロマーケティング調査をビジネスソリューションの提案につなげるコンサルティング業務を行う。

的場 成男 氏ニールセン
ニールセン・アナリティック・コンサルティング、日本担当ディレクター

的場 成男 氏 プロフィール

ジョージワシントン大学経営大学院卒(マーケティング/マーケティング・リサーチ専攻MBA)。1990年にニールセン入社。1993年よりMarketing Mix / ROI、Price Promotion Modeling等、統計的なモデリング手法を基にしたマーケティング・コンサルテーションの日本への導入を担当し、世界的な一般消費財メーカー、耐久消費財メーカー、テレコム、製薬メーカーなど多岐にわたる産業にインサイトを提供。同分野では20年以上の実績・経験があり、担当プロジェクト数は1000件を超える。

世界の自動車市場は、今後10年で機能重視市場とブランド重視市場に二分化する。特に新興国市場では、ブランド重視の傾向が高まる。ここで勝ち抜くには、莫大なプロモーション費を、短期的な売上増加だけではなく、長期的なブランド構築に生かさなければならない。これが「長期的なプロモーション戦略」である。さらに「無意識下需要のターゲッティング」も有効だ。脳波を活用し、消費者自身が意識していないニーズや嗜好を顕在化する試みである。これら2つの手法を駆使したマーケティングの最新動向を解説する。​

14:00 - 14:50

【サプライチェーン/コンプライアンス】
「公正な競争」とは何か、今後の"落とし穴"を予測する

奥村 優 氏KPMGコンサルティング
ディレクター

奥村 優 氏 プロフィール

米系コンサルティング企業を経て、2006年にKPMG入所。自動車/製造業を中心に内部統制、コンプライアンス対応、リスク管理、内部監査、情報セキュリティーなどのコンサルティング業務に従事。現在は、大手自動車メーカー本社にチームリーダーとして常駐、紛争鉱物対応支援など、子会社・仕入先等を含むサプライチェーン全体にかかわる施策の支援などを実施中。

サプライチェーンが世界に広がり、全体像を把握し、掌握することが難しくなっている。しかも先進国に加えて新興国で、「公正な競争環境」を維持することを強く求められる。例えば、米国で生じた取引先メーカーとの問題が、インドの当局から指摘されるといったことが日常茶飯事だ。さらに今後、環境保護や人権尊重などについても、世界で関心が高まる。自動車業界のサプライチェーンを取り巻くコンプライアンス環境が、今後10年でどのように変化するかを予想しつつ、企業が取り組むべきことは何かを考察する。

休憩(14:50 - 15:10)

15:10 - 16:00

【ビジネスモデル】
電機産業の失敗とGoogleの挑戦から見通す、クルマの未来戦略

泉田 良輔 氏GFリサーチ
代表

泉田 良輔 氏 プロフィール

慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科修了(修士)。2000年~2002年、日本生命保険 国際投資部 外国株式のポートフォリオマネージャー、証券アナリスト。2002年~2012年、フィデリティ投信 調査部や運用部にて、主にエレクトロニクス、インターネット、機械セクター担当の証券アナリスト。2013年にGFリサーチを設立し代表。ベンチャー投資や上場企業にてセミナーを行う。ナビゲータープラットフォーム 取締役。経済メディアLongine(ロンジン)編集委員長。 著書「日本の電機産業 何が勝敗を分けるのか」(日本経済新聞出版社)。コラム「泉田良輔の『新・日本産業鳥瞰図』」(日経BizGateにて連載中)。

日本の電機産業が凋落した背景を整理し、自動車産業に必要な将来の事業戦略モデルを考える。自動車産業の競争領域は、燃費・環境対応競争から、ハードウエアの安全性の定義から設計、その運用まで広がっている。今後は、クルマの運用システム全体の安全性をどのように担保できるかが、鍵になるだろう。明らかにGoogle社は、そうした方向を見ながら、自動運転車や音声認識技術、ロボット技術などを開発している。また、新しいイノベーターらが既存の自動車産業を崩すのにどこを狙ってくるのかを、バリューチェーンの分析を基に考察する。

16:10 - 17:00

【メーカー】
急回復した日系メーカーの潜在リスク

岸本 章 氏JPモルガン証券
株式調査部 エグゼクティブ ディレクター シニア アナリスト

岸本 章 氏 プロフィール

2003年、東京大学大学院 修士課程修了、野村総合研究所入社。以来4年間、民生エレクトロニクス、情報通信業界の事業戦略やマーケティング戦略に関わるコンサルティングに従事。2007年、JP.モルガン入社。2011年、スターマイン アナリスト アワード産業部門で3位にランクイン。

大幅な収益回復を果たした日系自動車メーカーだが、各社を取り巻く競争環境はむしろ厳しさを増している。先進国での米国、韓国メーカーとの競争激化、ASEAN市場の構造変化への対応などは代表例だ。また、グループでの生産能力が1,000万台を超える規模となる中、プラットフォーム戦略や部品調達戦略も今後のグローバル競争を左右する重要な要素となる。本講演では、日系自動車メーカー各社の現状の戦略と、日系メーカーが共通して抱える課題について、地域軸、商品軸の観点から考察する。

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
■受講料のお支払い:
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書をご郵送いたします。
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20名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。