「FACTORY2015 Summer」でIVIの活動について講演する理事長の西岡靖之氏
「FACTORY2015 Summer」でIVIの活動について講演する理事長の西岡靖之氏
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 「人が支えなければIoT(モノのインターネット)は成立しない。人を軸として暗黙知も含めたデータのつなぎ方を指向することが、日本らしい製造業のIoTとなる」――。インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ(IVI)理事長で法政大学デザイン工学部教授の西岡靖之氏はこう語る。やみくもにデータを集めて分析するのではなく、人が介在することで日本の製造業のIoTとしての強みを発揮できるという。

 IVIはIoTを活用して製造業の新たな連携の姿を検討すべく2015年6月に発足した団体。製造業を中心とする30社以上の企業が、「つながる工場」のための仕組み作りを目指して集まった。インダストリー4.0で盛り上がるドイツなど欧米と一線を画すとしてIVIが掲げているのが、「人を起点としたIoT」だ。2015年7月6日に東京で開催された「FACTORY 2015 Summer」(主催:日経BP社)に登壇した西岡氏が、IVIが目指す日本の製造業のIoTについて語った。

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