講演の様子
講演の様子
[画像のクリックで拡大表示]

 中央大学 理工学部 電気電子情報通信工学科 教授の竹内健氏は、2015年2月に東京都内で開催された「NEDO FORUM」(主催:新エネルギー・産業技術総合開発機構)に登壇。「IoTに向けたデータ処理システム:データセントリックコンピュータ」と題し、IoT(internet of things)やCPS(cyber physical systems)と呼ばれる、センシングデータとコンピューティング能力の統合システムに向けたデータ処理技術について講演した。

 講演ではまず、IoT/CPSのカギを握る要素として、データ処理のリアルタイム性を指摘した。センサーで収集した膨大な情報を、リアルタイムに解析し検索可能とする技術だ。

 そこでは分散型コンピューティングやデータセントリック(data centric)なアーキテクチャーが重要になるという。前者は、クラウド側だけでなく端末に近い側にもある程度のデータ処理を担わせて負荷を分散するもの。後者は、プロセッサーを中心に据えた従来のプロセッシングセントリック(processing centric)なアーキテクチャーに代わる、不揮発性メモリーを中心に据えたアーキテクチャーである。

この先は会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は登録月無料!