竣工式の様子。左から東京大学大学院情報学環 教授の坂村健氏、大和ハウス工業 代表取締役会長の樋口武男氏、東京大学大学院情報学環 学環長の須藤修氏、東京大学大学院工学系研究科 教授の隈研吾氏
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 大和ハウス工業は、IoT関連やユビキタス分野の研究を手掛ける教育研究棟「ダイワユビキタス学術研究館」を東京大学に寄贈した。東京大学本郷キャンパス内の春日門付近に2012年10月から工事を開始し、2014年5月14日に竣工した。

 同施設はTRONプロジェクトのリーダーである、東京大学大学院情報学環 教授の坂村健氏が総合監修し、東京大学大学院工学系研究科 教授の隈研吾氏が設計を担当した。地上3階、地下2階の構造を備える。

 特徴は設備機器や環境制御機器、センサーなどすべてをネットワークに接続し、データをやり取りして制御可能であること。データや制御信号のやり取りを標準化したAPIとした。制御はリアルタイムOS「TRON」仕様となっている。

 現在、数百個のセンサーを設置し、温度・湿度などを自動検知することに加えて、館内にいる人の場所を自動認識し、その場所に応じて照明や空調機器、エレベータなどのすべての機器を操作することが可能である。

天井には人感センサーや温度センサーを配置して自動検知を可能にしている
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エレベータの前に来ると場所を把握して、タブレット端末でエレベータを呼ぶこともできる
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