タニタ、業務用と同等の計測精度を実現した家庭用体組成計を発売

2014/05/14 19:54
大下 淳一=日経デジタルヘルス
発売するRD-901
発売するRD-901
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 タニタは、医療施設や研究分野で使用される業務用体組成計の標準となっている計測機能を採用し、精度を向上させた家庭用体組成計の新ブランド「インナースキャンデュアル」を立ち上げる。第1弾商品として、標準モデルの「RD-900」と50g単位の高精度体重計測が可能な上位モデル「RD-901」を2014年5月30日に発売する。

 同社によれば、国内の体脂肪計・体組成計市場は横ばいで推移している。一方、30~40歳代の男性を中心に、長く使用できるプレミアム感のある体脂肪計・体組成計を求める消費者は増えているという。また、スマートフォンの普及に伴い、体脂肪計・体組成計で計測したデータをスマホで記録・管理したいというニーズも増えているとする。今回の2機種はこうした声に応えたもの。

 体脂肪計・体組成計の計測には一般に、生体インピーダンス法が採用される。家庭向けの大半の製品では、単一の周波数で体組成を計測するため、体の水分の状態の影響を受けて計測結果が安定しない場合があった。これに対し今回の2機種では、二つの周波数で体組成を計測することで、体の水分の状態に関わらず、精度の高い計測結果が得られるようにした。この手法は、プロフェッショナル仕様の機器で標準となっているものである。

 計測項目はRD-900が体重、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪レベル、推定骨量、BMIの6項目、RD-901が体重、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪レベル、推定骨量、基礎代謝量、体内年齢、体水分率、BMIの9項目である。計測結果は標準値と比較して判定する。

 2機種とも国内メーカーの体組成計としては初めてBluetooth Low Energyによる無線通信に対応する。計測結果をiPhoneに転送し、専用アプリで管理可能。専用アプリは4種類をラインアップし、2014年5月14日からApp Storeで配信する。2機種とも価格はオープンで、30~40歳代の男性をメインターゲットに、2機種合計で年間3万台の販売を計画している。

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