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国内最大82MWのメガソーラーが竣工、大分臨界工業地帯に100MWが集積

2014/04/24 00:45
金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
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82MWの「大分ソーラーパワー」の全景。奥の区画が「日産グリーンエナジーファームイン大分」(出所:丸紅)
82MWの「大分ソーラーパワー」の全景。奥の区画が「日産グリーンエナジーファームイン大分」(出所:丸紅)
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 大分市に出力82MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「大分ソーラーパワー」が竣工し、4月23日に竣工式を行った。式には、広瀬大分県知事、釘宮大分市長をはじめ、約200人が参加した。同発電所は、丸紅の子会社である大分ソーラーパワーが発電事業者となる。発電所の敷地面積は105ha、出力は82MWで、年間予想発電電力量は一般家庭約3万世帯分に相当する8700万kWhに達する。

 現在、稼働中のメガソーラーとしては、鹿児島県七つ島の70MWを抜いて国内最大規模になる。立地する場所は、大分臨界工業地帯の中で、企業が所有するが、工場建設が進まず、遊休地になっていた。隣接地にはすでに日揮の子会社が事業主体として、26.5MWのメガソーラー「日産グリーンエナジーファームイン大分」が稼働している。これを合わせると108.5MWとなり、100MWを超える。世界的にも有数の太陽光発電の集積地になる。

 丸紅は、大分県での事業を筆頭に、三重県・愛知県で建設中の49MW、宮城県で建設中の28.3MW、その他日本全国でメガソーラー案件を開発している。メガソーラーのみならず、中小水力発電、風力発電、地熱発電なども手がけている。

 「大分ソーラーパワー」のEPC(設計・調達・製造)とO&M(運営・保守)サービスは日立製作所が担当する。日立と大分ソーラーパワーが20年間の長期保守契約を締結した。日立は、自社のデータセンターを活用した24時間遠隔監視サービスにより、運転情報レポートなどを提供するほか、障害発生時に対応する。独自に開発した監視アルゴリズムにより故障を検出する感度・確度を高めたという。基礎工事には、型枠を設置しないコンクリート連続打設工法(スリップフォーム工法)を採用し、工期を短縮した。

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