Silicon LabsがUV指数センサーICを実用化、スマートフォンやフィットネス機器などに向ける

2014/02/12 23:14
山下 勝己=テクニカル・ライター
紫外線が人体に及ぼす影響の度合いを示す「UVインデックス(UV指数)」に対応した光センサーIC
紫外線が人体に及ぼす影響の度合いを示す「UVインデックス(UV指数)」に対応した光センサーIC
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UV指数センサーICのダイとパッケージ
UV指数センサーICのダイとパッケージ
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 米Silicon Laboratories社は、世界保健機関(WHO)が定めた、紫外線が人体に及ぼす影響の度合いを示す「UVインデックス(UV指数)」に対応した光センサーIC「Si1132/Si114x」を発売した(ニュースリリース)。同社によると、「UV指数センサーICの製品化は業界初」という。スマートフォンやスマートウォッチ、リストバンド/アームバンド型活動量計、フィットネス機器などに向ける。発売したICを、こうした電子機器に搭載しておけば、屋外で活動している際に浴びる紫外線量が健康を害するレベルに達する前に、ユーザーに通知することが可能になる。

 Si1132はUV指数センサーのほか、周囲光センサーも搭載した。紫外線センサーや可視光センサー、A-D変換器、デジタル信号処理プロセッサー、温度センサーなどを集積した。データ出力はデジタル形式で、I2Cインターフェースを介して出力する。周囲光センサーの分解能は100mlx(ルクス)。ダイナミック・レンジは1lx~128klxである。赤外光の影響を補正する演算アルゴリズムを搭載した。電源電圧は+1.71~3.6V。1回のUV測定に必要な消費電流は1.2μA。待機時の消費電流は500nA。パッケージは、実装面積が2mm×2mmの10端子QFN。動作温度範囲は-40~+85℃。1万個購入時の米国での参考単価は1.10米ドルである。

 Si114x は、UV指数センサーと周囲光センサーのほかに、赤外近接センサーの機能も搭載したICである。近接センサーの検出範囲は1cm~50cmの範囲で調整できる。周囲光センサーの分解能は100mlx(ルクス)。ダイナミック・レンジは1lx~128klx。集積したLEDドライバーの個数の違いで、3製品を用意した。「Si1145」は1個、「Si1146」は2個、「Si1147」は3個集積した。例えば、Si1147では、3個の赤外LEDを駆動することで、x軸、y軸、z軸のジェスチャー/モーション検知を実現できる。LEDの駆動電流は5.6m~360mAの範囲において15段階で設定可能だ。パッケージは、実装面積が2mm×2mmの10端子QFN。動作温度範囲は-40~+85℃。1万個購入時の米国での参考単価は1.32米ドルからである。

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