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AMAT、医療用光学画像技術のOncoscopeなどに投資

2014/01/28 12:37
赤坂 麻実=日経テクノロジーオンライン

 半導体製造装置メーカー大手の米Applied Materials社(AMAT)の子会社で、ベンチャー・キャピタルを営む米Applied Ventures社は、画像検出機器メーカー2社に投資した(発表資料)。今回投資したのは、医療用光学画像技術の米Oncoscope社と、危険物や禁制品の貨物検査に用いる検査機器のメーカーである米Passport Systems社。両社はApplied Ventures社からの資金を製品開発に充てる予定だ。

 Applied Ventures社のgeneral managerであるEileen Tanghal氏は「今回投資した2社の先進的な画像検出技術は、AMATの得意とする検査技術や精密材料技術を補完するもの。コラボレーションとオープン・イノベーションを通じて、AMATの事業の延長線上にある新市場を開拓したい」としている。

 Oncoscope社は、生体組織の精密かつ効率的な検査をサポートするための光学スクリーニング技術を開発している。現在、同社は食道がんの前兆病変部位の検出を目的とした検査装置を販売するため、米国食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)にの承認を申請中だ。Oncoscope社president and CEOのPerry Genova氏は「Applied Ventures社の技術・ビジネス両面にわたる広範なリソースを活用できることを喜んでいる。当社の光学スクリーニング技術は、従来の検査手法に比べてがん細胞の検出力を大幅に高める可能性がある」と述べた。

 Passport Systems社は、3次元画像検出により、貨物の材料組成を素早く分析できるという非接触型の検査技術。コンテナに積まれた商品や禁制品などを正確に見きわめることが可能という。 同社のCEOであるRobert Ledoux氏は「AMATが持つ高エネルギー・イオン注入装置や検査装置、コスト効率の高い量産技術は、当社の事業規模を拡大して陸上、海上、航空貨物の検査市場への大量導入を後押しするはず。Applied Ventures社から戦略的・財政的支援を受けることで、生産規模を拡大し、コスト効率の良い非接触型検査ソリューションを提供できるようになる」と展望を述べた。

 Applied Ventures社は2005年の設立以来、50社を超える企業に約1億7900万米ドルを投資してきた。投資先企業はクリーン・エネルギー、半導体、ディスプレー、照明、蓄エネルギーの各分野に及ぶ。2013年には新興テクノロジー企業への投資6件を含め、単年で1800万米ドル以上を投資した。

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