米Atmelは,同社の8ビットRICS型マイクロコントローラ「AVR」とRFトランシーバをワンチップ化した新製品として「ATmega128RFA1」を発表した。IEEE802.15.4に準拠したRFトランシーバと「picoPower AVR」を統合したもので,ZigBeeやIPv6/6LoWPAN対応アプリケーションに向けたものとなる。picoPower AVRは,ZigBeeを使ったスマートエナジーやビルオートメーション,通信,ヘルスケアなど向けのアプリケーションに必須とされる長電池寿命を実現するため,消費電力を低減させられる。ATmega128RFA1は,AtmelのQTouchライブラリをサポートしており,静電容量式タッチパネルと組み合わせた機能をワンチップで実現できる。
Atmel,RFトランシーバを内蔵した省電力無線向けのMCU
大原雄介=フリーランス テクニカルライター
