部品は極力パネルの背面に配置しないようにした
部品は極力パネルの背面に配置しないようにした
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見学待ちの長い列
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表示部の背面には放熱用の穴がない
表示部の背面には放熱用の穴がない
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 日立製作所は,32型で厚さが1.9cmと薄い液晶テレビを展示した。同社ブース内にある,「次世代薄型TV」というコピーを掲げたシアター型の特別ルームに展示しており,順番を待つ来場者の長い列ができていた。

 薄型化のポイントの一つは,部品の配置にある。信号処理回路などを,パネルの背面に配置せず,台座に格納した。表示部は,パネルに筐体と必要最低限の基板を組み合わせただけである。表示部と台座はアームで接続し,アーム内に配線などを配置した。ソニーが2007年10月1日に発表した有機ELテレビと同様の薄型化の手法といえる( Tech-On!関連記事)。

 もう一つの薄型化のポイントは,パネルを薄くしたこと。「バックライトを薄くした効果が大きい」(日立製作所)という。ただし,バックライトの詳細は非公開とした。

 パネルの画素数は1366×768。IPSアルファテクノロジが生産するパネルである。「試作品は,背面に放熱用の穴を開けていない。これは,採用したIPSパネルの開口率が高いため」(日立製作所)とする。

 日立製作所は,2009年中の量産を目指す。なお,試作品にはテレビ・チューナーは備えていない。

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