「TZ-DCH2000」。SDカード・スロットを備える。消費電力は動作時が30W,待機時が0.1Wである。
「TZ-DCH2000」。SDカード・スロットを備える。消費電力は動作時が30W,待機時が0.1Wである。
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HDMI出力端子×1,D1/D2/D3/D4映像出力端子,S1/S2映像出力端子×2,光デジタル音声出力端子×1,IEEE1394端子×2,コンポーネント出力×2(うち1つは録画専用出力端子)を備える。
HDMI出力端子×1,D1/D2/D3/D4映像出力端子,S1/S2映像出力端子×2,光デジタル音声出力端子×1,IEEE1394端子×2,コンポーネント出力×2(うち1つは録画専用出力端子)を備える。
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録画専用出力端子を備える
録画専用出力端子を備える
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2006年度は80万台が目標
2006年度は80万台が目標
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サーバ型放送も視野に開発を進める
サーバ型放送も視野に開発を進める
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 松下電器産業は,ケーブルテレビ事業者向けのハード・ディスク装置(HDD)内蔵セットトップ・ボックス(STB)「TZ-DCH2000」を,2006年5月に発売する。ケーブルテレビ事業者が加入者に提供する際の月額料金は,1000円弱~1500円程度を想定する。現時点で,イッツ・コミュニケーションズ,ユーテレビ,ケーブルウエストでの採用がほぼ決まっているという。月額1000円程度という割安感があるため,「DIGAの販売に少なからず影響を与えるかもしれない」(松下電器産業)。

 TZ-DCH2000は,内蔵する記録容量250GバイトのHDDに,ハイビジョン番組を2番組同時に録画できる。光ディスク装置は搭載していない。この点は,先日ジュピターテレコムが採用を表明した韓国HUMAX Co.,Ltd.のHDD内蔵STBと同じだ(Tech-On!関連記事)

 TZ-DCH2000はさらに,HDMI端子,SDカード・スロット,録画専用出力端子などを追加した。このほか,デジタル家電の統合開発プラットフォーム「UniPhier」を利用する(Tech-On!関連記事)

 録画専用出力は,ハイビジョンからSDTVに変換して,コンポーネント出力端子からDVDレコーダなどに出力する機能である。IEEE1394などを備える機器を持っていないユーザーが,外部の機器にコンテンツを保存する手段となる。

 松下電器産業は,2006年度のケーブルテレビ事業者向けSTBの国内総出荷台数を133万台以上と予想している。このうち,TZ-DCH2000を含めた同社のSTBの出荷目標を80万台とした。2007年以降は,ケーブルテレビ事業者の要望を聞きながら,HDDの記録容量を400Gバイト以上にしたり,サーバ型放送に対応したSTBを順次開発する。