「日本の半導体が国際競争力を失ったのは,技術力で海外に劣っていたからではない」。日本の半導体業界で定説となっている考え方である。それは本当だろうか。「連載:日本再生への提言」の第2弾は,その問題提起から始まる。著者である同志社大学の湯之上 隆氏は,日本と海外の両方の技術力を知る技術者にインタビューし,この真偽を検証した。結論は,「日本は技術力の的を外している」ということである。日本の半導体メーカーは,安く作る技術力で海外メーカーに負けている現実を認識し,本来向かうべき技術力の獲得に取り組まなければ生き残れないと,著者は警鐘を鳴らす。11ページにわたって検証・解説する。

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