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Automotive Report

日経Automotive

目次

  • トヨタの安全技術戦略、「レクサスLS」の機能を普及車にも

    トヨタ自動車が交通死亡事故の低減に向けて次の一手を打った。先陣を切るのが、2017年秋に発売する旗艦セダン「レクサスLS」だ。予防安全システムを刷新し、世界初を含む新機能を数多く盛り込んだ。新型LSに搭載する機能の一部は、トヨタブランドを含めて2018年から全車種に展開していく方針である。

  • レベル3実現に冗長系やLiDAR、Audiが自動運転の先駆者に

    ドイツAudi社が「レベル3」の自動運転機能を開発し、旗艦セダン「A8」に搭載する(図1)。自動運転中の事故の責任をメーカーが負うリスクを果敢に取って、Audi社が自動運転時代の先駆者たることを示した車両だ。「レベル2」の車両と異なり3次元レーザースキャナー(LiDAR)採用し、事故のリスクを抑え込…

  • 水噴射の本命は小排気量エンジン、BMWが注力、高負荷に効いて安い

    ドイツ勢が、エンジンの水噴射技術の開発に力を注いでいる。動力性能を上げながら、燃費性能と排ガス性能を高められる。水の補充作業が生じるが、比較的安いコストで実現し得る。熱心なのがドイツBMW社で、2016年に高性能スポーツ車に採用した(図1)。現在は中小型車への採用拡大を図っている。

  • マツダ、WLTC対応の燃費を表示、実燃費重視の開発を反映

    マツダは2017年6月末、小型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「CX-3」の2.0Lガソリン車のモード燃費として、次世代のWLTC(世界統一試験サイクル)モード燃費を公開した(図1、2)。WLTCモード燃費は、2018年10月以降に国内で発売する新型車で表示が義務化される。

  • ジェイテクトが技術試乗会、複数のEPSでシャフトレスを実現

    電動パワーステアリング(EPS)世界最大手のジェイテクトは2017年7月、技術試乗会を開催して、自動運転時代に向けたEPSの進化の方向性を示した。ステアリングホイール側と操舵機構側を機械的に分離するステア・バイ・ワイヤー(SBW)化や、冗長構成の領域拡大などを目指す。

  • 量産車最速の「ペルフォルマンテ」、CFRP使い固定翼で抗力可変に

    ドイツ・ニュルブルクリンクにあるサーキットコースのノルトシュライフェ(全長20.832km)でラップタイム6分52秒─。イタリアLamborghini社のスーパーカー「ウラカン・ペルフォルマンテ」が2016年10月にたたき出した記録だ(図1)。同車には様々な先端技術が搭載されているが、中でも注目すべ…

  • ホンダのタイ工場、組立工程でセル生産導入

    ホンダがタイに新設したクルマの完成車工場であるプラチンブリ工場。2016年3月から稼働を開始し、現在は4ドアおよびハッチバックの「Civic」「Jazz(日本名:フィット)」「City(同:グレイス)」の4車種を混流生産している。

  • ITS欧州会議2017が開幕、自動運転のレベルを定義

    自動運転やシェアリングサービスといった、交通に関する新たな動向をテーマに産学官の関係者が議論する「ITS欧州会議2017」が2017年6月、フランスのストラスブールで開催された。

  • Daimlerモジュラーエンジンの真打ち、48V対応直4ガソリン、17年秋量産

    ドイツDaimler社は、排気量2Lで直列4気筒の新型直噴ターボガソリンエンジン「M264」の量産を2017年秋に始める(図1)。同社が2016年に投入し始めた「モジュラーエンジン」の主役と言える機種。48V電源部品を採用して、6気筒エンジンの置き換えを狙う。

  • 映像による次世代の駐車支援、ビューの自動切り替えで確認容易に

    車両の周囲をモニター画面に映し出し、駐車時の運転者による安全確認を支援する全周囲モニター。同モニター向けに、接触の危険がある部分がよく見える視点(ビュー)に表示を自動で切り替える機能を開発したのがドイツBosch社である。障害物との距離感が把握しやすく、駐車時の安全確認を容易にする。同社日本法人のボ…

  • VW社がECU開発に新手法、機械部品をモデル化して検証

    ドイツVolkswagen(VW)社は、シャシーのECU(電子制御ユニット)開発を低コスト化する「FIL(Function In the Loop)」と呼ぶ新手法を提唱した(図1、2)。機能検証の際に、サスペンションなどの機械部品を複数種類用意する必要がなく、試作にかかるコストや期間を減らせる。現在…

  • トヨタがブロックチェーンに挑むワケ、即時性と拡張性を高める開発進む

    ネットワークにつながる自動車に、ブロックチェーンを使う研究が活発になっている。信頼性の高いデータの記録を、安価に実現する可能性があるからだ。トヨタ自動車が検討を始めた。現状は即時性が低く、大量のデータを扱いにくい。解決に向けた開発が進み始めた。

  • 車体溶接の試作コストを削減、トヨタ・日産などが開発

    トヨタ自動車と日産自動車は、大阪府立大学と共同で、部品の溶接工程の準備にかかるコストを大幅に削減する技術を開発した。溶接時に熱で生じる鋼板のひずみや変形量をコンピュータで事前にシミュレーションすることで、試作工程を減らせる。両社は2018年にも量産車の生産ライン構築に適用する見込みだ。

  • SUBARU吉永社長が語るPHEV、「トヨタの技術協力で2018年に発売」

    SUBARU(スバル)社長の吉永泰之氏は、トヨタ自動車のプラグインハイブリッド車(PHEV)技術を使った車両を2018年に米国で発売することを明らかにした。2017年5月末に開催された「Advertising Week Asia 2017」のインタビューで語った(図)。2018年から米国のZEV(Z…

  • レベル2の自動操舵で基準改正、自動車線維持などの規定を追加

    自動車の自動操舵(レベル2)に関わる国際基準「UN R79」が改正され、2017年10月に施行される見通しだ(図)。改正のポイントは三つである。一つめは、「補正操舵」の定義をはっきりさせ、自動車線維持との違いを明確にしたこと。二つめは、ステアリングホイールを握った状態での自動車線維持に関する規定を追…

  • ジェイテクトの新EPS、欧州品よりも滑らかで15%小さい

    ジェイテクトが新開発した、ラックパラレル式と呼ばれる電動パワーステアリング(EPS)の受注が好調に伸びている(図1)。量産で欧州勢の後じんを拝していたが、トヨタ自動車の新型スポーツクーペ「レクサスLC」への採用を機に攻勢をかける。

  • Wind River社の新ソフト基盤、CPUとFPGAに最適化

    米Wind River社は2017年5月、自動運転市場への取り組みについて説明した。これまで通信インフラや航空・宇宙分野で培ってきた信頼性の高いリアルタイムOSやミドルウエアを強みに、自動運転向けのソフトウエア基盤を提供する。同ソフト基盤はハードウエアには依存しない構成とするものの、親会社である米I…

  • ジャーマン3のEV戦略、VWグループCEO、「EV待ったなし」

    高級車に強い“ジャーマン3”が、電気自動車(EV)の開発に力を注ぐ。3社はEVを前提とした新しいプラットフォーム(PF)を、2019~20年にそろって投入する計画だ(表)。EVを短距離用のニッチな車両と位置付ける日本メーカーは、EV開発でドイツ勢に引き離されかねない。

  • 2025年に向けたHEVシステム、 燃費性能だけでは生き残れない

    トヨタ自動車が世界初の量産ハイブリッド車(HEV)「プリウス」を発売してから20年。ハイブリッドシステムの選択肢が増えてきた。本誌が2017年5月に開催したセミナー「クルマの電動化、最前線」では、2025年に向けてHEVをどう普及させていくのか、各社で議論した。

  • 強度の異なるAl合金を積層、テーラードブランクの代替狙う

    機械的特性の異なる複数のアルミニウム(Al)合金を積層して、高強度と成形性を両立させる。神戸製鋼所は、こうした積層型Al合金の開発を進める。ボディー骨格に使う高張力鋼板(テーラードブランク材)の代替を狙う。2020年以降の採用を目指し、自動車メーカーへの提案を始める計画である。

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