【3Dプリンター】「Project Ara」向け3Dプリンター、2016年には汎用化か

 米3D Systems社は、ドイツ・フランクフルトで開催された世界最大の金型産業の展示会「EuroMold 2014」(2014年11月25~28日)で、同社が米Google社と共同で開発を進めている「Project Ara」向け3Dプリンターについてビデオによる紹介とサンプルを展示した。

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 Project Araは、3Dプリンターなどを利用して、ユーザーがカスタマイズした自分だけのスマートフォンを低コストで提供しようとするもの。3D Systems社は、ユーザーの好みに応じたデザイン・材質の外装部品を超高速で製造する3Dプリンターの開発を担っている。3Dプリンターを多数並べ、部品の方を動かしていく仕組みだ。EuroMold 2014の同社ブースではProject Araとは銘打っていないものの、「Continuous High-Speed Fab-Grade Printing」として多色の樹脂部品を造形するシステムの紹介ビデオを放映。加えて、フルカラーのさまざまな部品のサンプルを展示していた。

 Project Araは、当初2015年前半にも実製品としてカスタマイズ可能なスマートフォンを市場投入する予定だったが、スケジュールが遅れており2015年内になる見込み。3D Systems社の説明員によると、3Dプリンターを利用した多色の外装部品の生産に関しては、既に技術的には実現可能な段階にあり、実用化後の2016年には、他社にも汎用の生産システムとして提供できるのではないかという。(吉田)

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