スズキ「ワゴンR/同スティングレー」

 スズキは2008年9月26日に軽自動車「ワゴンR」「同スティングレー」を全面改良して発売した(図)。
 外観上最大の変化は後部ドアの後ろに窓のある「6ライト」をやめ、窓のない普通の「4ライト」としたこと。6ライトは初代から採用しており、ワゴンRのイメージを象徴するものだったが、あえてこれを捨てる決断をした。

 ワゴンRは2003年度から2007年度にかけて新車新規届出台数1位を続けてきた“日本一売れているクルマ”。4ライトとすることによって、主流である同社の「アルト」、ダイハツ工業の「ミラ」と、車高が違うものの同じ4ライトの市場でぶつかることになる。名前とは裏腹に“ワゴン”らしさは薄れた。
 室内にも凝ったところはないが、極めて広い。ホイールベースを前モデルより40mm伸ばし、同社の軽自動車「パレット」と同じ2400mmとした。これは同社の小型車「スイフト」の2390mmをしのぐ。室内長は前モデルより105mm伸ばして1975mmとした。これはパレットの2025mmには及ばないが、やはりスイフトの1885mmをしのぐ。室内高もスイフトより115mm高く、軽規格に縛られる幅以外はスイフトより室内の広いクルマということになる。

新型ワゴンR
新型ワゴンR
4ライトの乗用車らしい姿になった。

出典:New Car Report
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。