日経ものづくり 鉄人

お祭り騒ぎは患者もいっぱい

 地域経済の活性化を促すことを目的とした公共的な機関は数多い。しかし啓蒙活動や会報誌発行にとどまらず,地域のためにものづくりからコトづくりまでしてしまう機関となれば,そうめったにはお目にかかれない。名古屋市に本拠を置く中部産業活性化センターは,そんなめったにはお目にかかれない貴重な機関の一つだ。それもやることがでかい。「にっぽんど真ん中祭り」という中部地域を代表する祭りの場を借りて,ある実験を仕掛けた。
 それは,位置確認システムを活用した救急医療支援システム。企画したのは,同センターとにっぽんど真ん中祭り文化財団,そしてこの祭りに毎年救急医療チームとして参加しているNPO法人の愛知万博記念災害・救急医療研究会の3者。とりわけ,同研究会には愛・地球博(愛知万博)をきっかけに地元の愛知医科大学などが参加しており,万博の時の経験などを生かして大勢の人が集まるイベントでの救急医療を研究している。その成果をもって,にっぽんど真ん中祭りをサポートしようというのだ。(以下,「日経ものづくり」2007年11月号に掲載

日経ものづくり 鉄人
図●第9回にっぽんど真ん中祭り
当たり前だが,祭りはお祭り騒ぎでなければ面白くない。
写真:にっぽんど真ん中祭り

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出典:開発の鉄人、現場をゆく
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。