Ray Stata氏
米Analog Devices, Inc.,
Chairman of the Board

米Analog Devices, Inc.の設立は1965年。創業から40年以上にわたって,アナログIC分野で先頭を走り続けてきた。民間企業でありながら,ISSCC(International Solid-State Circuits Conference)などの国際学会で活躍する著名なエンジニアが数多く勤務することでも知られている。創業者のRay Stata氏は,同社にエンジニア中心主義の企業文化が根付いていると語る。

 突き詰めてみると,我々の強みは人材にあります。世界トップクラスのエンジニアがチームを組み,イノベーションに邁進しています。いつの時代もフロンティアはあるもので,我々はその先端領域に注力している。例えばA-D変換器やD-A変換器などのデータ・コンバータでは,より高速,より高分解能,より高精度にといった具合に。 会社を設立した当初は,エンジニアの確保に苦労しました。会社の規模が小さく,優秀な人材がなかなか参加してくれません。私は自ら骨身を削り,業界で著名なエンジニアを訪ねて勧誘したのです。大学にも足を運びました。卒業後に就職してくれる人材を探すためです。社内の優秀なエンジニアが新人を教育して技術力を向上させる体制も整えていきました。

出典:インタビュー
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