これがオリンパスが見せた手術支援ロボット(page 4)

「早く上市したい」と笹社長

2015/06/08 00:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

処置具の関節が自在に動く

3関節が自在に動く構造をした処置具
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 従来の消化器内視鏡治療では、挿入した内視鏡を動かして処置を制御していた。今回のシステムは内視鏡を固定した状態で治療できることに加え、処置具が備える3つの関節が自在に動く構造をしていることから「治療の操作性が高まる」(オリンパス)。これにより、患者への負荷を減らしたり、治療時間を短くしたりできるという。コンソールで術者が操作するアームの形状を処置具と相似形にすることで、手元での操作と処置具の関節の動きを連動させやすくした。

 オリンパスはこれまでに、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のプロジェクトで「インテリジェント手術支援ロボット」を開発した実績がある(関連リリース2)。同ロボットは現時点で製品化していないが、今回の開発にそのノウハウを生かしたという。今回披露した消化器内視鏡治療支援システムは「確実に製品化を見据えて開発を進める」(オリンパス)としており、試作品に近い形の製品に仕上がる見込みだ。

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