福島県での開発・量産を計画

オリンパスの田口氏
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 発表会に登壇したオリンパスの笹氏は、治療機器にロボット技術を導入することで「治療の安全性が高まるとともに、従来はできなかったことができる。(製品化に必要な)許認可を含めてしっかりした体制で臨む」と話した。

 オリンパスは目下、白河工場と、医療用内視鏡の開発・製造拠点である会津工場に新棟を建設中で、投資総額は「200億円を超える」(笹氏)。従業員の増員も予定しており、今回発表した手術支援ロボットの製品化開発に向けては「3年間で12人程度の雇用を見込んでいる」(田口氏)という。

 発表会には福島県知事の内堀雅雄氏も駆けつけ、「世界最先端の医療機器が白河工場など、福島県内で生産されていることは我々の誇り。県の復興にもつながる」と述べた。福島県は2013年の医療機器生産金額で1245億円と国内第3位。生産金額は2005年比で約2倍に増えたといい、「屈指の医療機器生産県になった」(内堀氏)。

福島県内の2拠点を拡張中
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