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<第2回>パネル単位で劣化を検出、ICや通信の検出技術を応用

日ごとの履歴を蓄積、予兆や修繕計画を高精度に

2015/02/12 00:00
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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 NECグループのシステム構築会社であるNECネッツエスアイは、メガソーラー(大規模太陽光発電所)のO&M(運用・保守)の一環として、太陽光パネル単位で劣化した場所を把握できる遠隔監視サービスの提供を始めた。

 まず、栃木県下都賀郡壬生町の出力約2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)向けに、サービスを開始した(図1)。同社がEPC(設計・調達・施工)サービス、O&Mを担い、土地の所有者の大宏が発電事業者となり、7月に発電を開始した。

図1●太陽光パネル単位で劣化場所を把握できる遠隔監視サービスの提供を開始
サービスを採用した栃木県下都賀郡壬生町の出力約2MWのメガソーラー(出所:日経BP)
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 NECネッツエスアイは、国内外の通信関連インフラをはじめ、鉄道や高速道路、最近では、電気自動車(EV)の充電システムなど、幅広い分野のシステム構築やO&Mに取り組んできた。太陽光発電システムでも、発電所の開発コンサルタントから、EPCサービス、O&Mまで、一貫したサービスを手掛けている。

 既存の分野のO&Mなどのサービスでは、遠隔監視拠点「ネットワークトータルオペレーションセンター」が遠隔監視を担っている。メガソーラーのO&Mでも、同センターを活用し、24時間・365日体制で遠隔監視している(図2)。

図2●既存の分野と共通の遠隔監視拠点を活用
24時間・365日体制で遠隔監視(出所:NECネッツエスアイ)
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