錦織圭の元コーチが示す「プロテニス選手+ウエアラブルセンサー」の可能性

2014/12/17 00:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 ウェアラブル環境情報ネット推進機構(WIN)が2014年12月2日に東京大学で開催した「第64回WIN定例講演会 スポーツとウェアラブル」(共催:人間情報学会)では、順天堂大学大学院/パーム・インターナショナル・テニス・アカデミー校長の杉山芙沙子氏が登壇。「プロテニス選手のコンディション管理におけるウェアラブルセンサの可能性」と題して講演した。

講演する杉山氏
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 杉山氏は、元プロテニスプレーヤーの杉山愛選手の実母。杉山選手がプロに転向した1992年から“Team Ai”のディレクターとして、2000年以降はディレクター兼コーチとして同選手の活躍を2009年の引退まで支えた。杉山選手は女子ダブルスの世界ランキングで首位、シングルスで8位に上り詰めたトップアスリートの1人であり、「グランドスラム(4大大会)62回連続出場」というギネス記録は現在まで破られていない。

 杉山氏は、2014年に男子シングルスの世界ランキングで5位に躍進した錦織圭選手が2009年に右ひじの手術を受けた直後、ディレクター/コーチ/トレーナーを半年間務めた経験も持つ。2013年の全日本テニス選手権において19歳の若さで優勝した穂積絵莉選手についても、ジュニア時代からコーチ/ディレクターを務めている。

 指導者であると同時に、研究者としての顔も持つ。世界で活躍するトップアスリートたち(杉山愛選手、錦織圭選手、男子プロゴルフの石川遼選手、女子プロゴルフの宮里藍選手)の幼少期の育ち方をテーマとする研究を早稲田大学大学院で行い、2011年に修士論文にまとめた。2013年からは順天堂大学大学院 医学研究科 博士課程で研究を続けている。

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