中之島クリニック(新潟県長岡市):医師によるプロジェクトで開発されたFileMaker版電子カルテを導入

サポート体制を充実させたANNYYS_Developer版導入で院内情報システムを構築

2013/12/25 00:00
増田克善=医療ITライター

 新潟県長岡市の田園地帯にある中之島クリニックは、従来から運用してきたレセコンと連携できるFileMakerをプラットフォームとした電子カルテソリューション「ANNYYS_Developer版」(関連記事)を導入。2013年1月から運用している。オープンソフトのフリーウエアである同システムだが、同クリニックでは2013年10月から正式に提供となった有償サポートプログラムに移行。これによって、保守にかかわる手間を省いた安定・安心の運用が可能になり、コストを抑えた電子カルテ化を実現している。


長岡市郊外の田園地帯にある中之島クリニック

 中之島クリニックのある長岡市中之島地区は、同市北部に位置する田園地帯。旧中蒲原郡中之島町だった地域が、2005年に合併された。長岡市中心部からは、車で30分の距離にある。救急・急性期医療は医療体制が充実した同市街地区に頼れるものの、人口約1万2000人の同地区には4軒の診療所があるのみ。65歳以上の高齢者が約27%を占め、中之島クリニックはじめ4軒の診療所の患者は、高齢の慢性期・維持期、在宅患者が多くを占めるという。

慢性的な整形外科患者の来院が多い中之島クリニックの理学療法室

 ペインクリニックを専門とする高橋貞就氏が、中之島クリニックを新規開業したのは2003年。同所で診療所を営んでいた医師がリタイアしたのに伴い、内科・整形外科・リハビリテーション科を標榜する医院を開設した。「3科を標榜していますが、患者さんのほとんどが高齢者で、何でも診ているのが実態。地域に溶け込んだ身近なかかりつけ医として診療にあたっています」と院長の高橋氏は言う。

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