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メガソーラー探訪

クリーンテック ラボ

目次

  • 「震度6強」を乗り越えた111MWのメガソーラー、北海道安平町で順調に再稼働

    損傷は「軽微」も、再連系までに2週間を要す

     2018年、日本列島は記録的な勢力を維持した台風や豪雨、そして地震に襲われ、太陽光発電所も被災した。北海道で9月に起きた大地震では、震源地域に国内有数の規模を持つメガソーラー(大規模太陽光発電所)があった。今回のメガソーラー探訪では、この発電所が巨大地震をいかに乗り越えたのかを、レポートする。

  • 「火山灰、出力抑制、パネル位置の変更」、霧島のメガソーラーの4年半

    10月に雑草を抜き、翌年の育成を抑制

     鹿児島県霧島市の山あいに、温泉付きの住宅地「ロイヤルシティ霧島妙見台」がある。霧島連山を望む標高約200mの丘陵地に立地し、森林の中でゆったりと暮らせる。鹿児島空港から11.9km、クルマで約18分と、交通の便も良い。

  • 日本最大235MWのメガソーラーが商用運転、25人体制で運営

    塩田跡地の浸水リスクを克服し、「安全安心」を確立

     今年10月1日、岡山県瀬戸内市の錦海塩田跡地で建設していた「瀬戸内Kirei太陽光発電所」が完成し、商用運転を開始した。11月9日には、竣工式が開催され、事業者や工事・金融、自治体関係者を含め約200人が参加して盛大に行われた。

  • 沖縄本島初の「蓄電池付きメガソーラー」、補助なしで地元企業が事業化

    太陽光発電のPCSを統合制御し出力急変を抑制

     沖縄県国頭郡今帰仁村(くにがみぐん・なきじんそん)において11月9日、蓄電池システムを併設したメガソーラーの竣工式が開催された。沖縄本島で、蓄電池併設型の太陽光発電所の稼働は初めてという。9月に売電を開始していた。

  • 「最長メガソーラー」を題材に小学生が「未来の発電」を学ぶ

    スパークスが印西市で「こどもエネルギーサミット」

     都心と成田空港を40分あまりでむすぶ「京成スカイライナー」。高砂駅から空港に向かう途中、千葉県印西市に入ると、線路沿いに整然と並んだ太陽光パネル群が約10分の間、車窓を過ぎていく。スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(SGET、東京都港区)が建設・運営する「SGET千葉ニュータウンメガソーラ…

  • 常磐線沿いに並ぶJRのメガソーラー、雑草対策で試行錯誤

    野球場との隣接エリアでは「場外ホームラン」で被害多発

    東日本旅客鉄道(JR東日本)・常磐線に乗っていると、友部駅(茨城県笠間市)と内原駅(水戸市)間で整然と並べられた太陽光パネルが目に入る。JR東日本が運営している「内原第一・第二太陽電池発電所」である。

  • 日本最大260MWを主導するパシフィコ・エナジーの革新力

    国内トップのコスト力で大規模プロジェクトを次々と開拓

    岡山県北東部に位置する旧作東町は、中国山地の山あいに伸びる道沿いに集落や田畑が連なる。江戸時代には、姫路と出雲を結ぶ出雲街道の土居宿があり、諸大名が参勤交代の定宿とするなど、宿場町として栄えた。

  • 施工時の排水対策に腐心した宮城・黒川のメガソーラー

    パワコン筐体の空調における省エネ対策にも工夫

     宮城県黒川郡大和町(たいわちょう)の山あいに、太陽光パネル出力が約28.19MW、パワーコンディショナー(PCS)出力が26.25MWのメガソーラー「宮城 · 黒川メガソーラー発電所」が、2018年6月に商業運転を開始した。

  • 大阪・河南町の水上太陽光、稼働4年の試行錯誤

    台風21号による被災に対応して追加対策も

     大阪府の南東に位置する河南町は、古墳や遺跡などが多く自然と歴史に恵まれる。町域の東は葛城山に連なる山地で、西側に広がる山麓は、段丘状の高台になっている。このため、江戸時代に為政者が農業用のため池を作らせ、水不足に備え、石高を増やしたという。

  • 地元密着に徹する、相馬市の津波被災地のメガソーラー

    保守での雇用、カフェの開店、農家の排水・雑草手法の踏襲

    福島県相馬市の海岸近くに、太陽光パネル出力が約52.5MW、パワーコンディショナー(PCS)出力が43.5MWのメガソーラーがある。立地する相馬市磯部地区は、2011年3月に起きた東日本大震災の際、津波によって甚大な被害を受けた。メガソーラーは、津波による被害で営農の継続が難しくなった田畑や住宅地だ…

  • 4社のパネルを設置したハイブリッド発電所の4年間

    三井化学がメガソーラー評価事業に生かす

     愛知県の渥美半島は年間を通じて風が強く、5月には「田原凧まつり」が開かれ、子どもの成長を願う「初凧」や互いの凧を落とし合う「けんか凧」で盛り上がる。田原市は半島のほぼ全域を占め、風況の良さから湾岸部には国内最大級のウィンドファームを形成している。「たはら・ソーラーウインド発電所」もその一角を占めて…

  • 諏訪のゴルフ場跡の約47MW、ソネディックスが「世界基準で開発・運営」

    周辺地域への配慮で、座禅草の公園を再整備

     諏訪湖(長野県諏訪市)の南東、湖のすぐ近くの丘陵にあるゴルフ場跡地に、出力約46.8MWのメガソーラー「長野諏訪ゴルフメガソーラー発電所」がある。

  • 相馬市の「地産地消型メガソーラー」、自営線で下水処理場に送電

    余剰電力は熱と水素と電気に変換して活用

     福島県相馬市北部の沿岸地域にある相馬中核工業団地には、多くの国内大手企業が工場を設置している。市街から国道6号線を北上すると、右側に火力発電所の煙突をバックにメガソーラー(大規模太陽光発電所)のパネル群、左側には相馬市下水処理場が見える。

  • 「設計時にO&M担当者も議論」、石巻のゴルフ場跡にみるトリナ・ソーラーの太陽光開発

    垂直統合型の開発で完成後は売却、自家消費向けの屋根案件にも注力

     宮城県石巻市のゴルフ場跡に、太陽光パネル出力が約14MW、連系出力が10MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「石巻沼津太陽光発電所」がある。2017年9月に稼働を開始した。

  • 大雨と雪を克服した、新潟市の営農型メガソーラー

    牧草栽培を通じ、地域の酪農家と循環システム

     新潟市西蒲区越前浜にある「鈴木農園」は、佐渡ヶ島を望む海水浴場から1kmほどの小高い砂丘地帯にある。20haもの広大な敷地には、パイプや鉄骨の温室ハウスなどが100棟以上林立し、年間約1000万ポットの野菜と花の苗のほか、トマトを生産している。

  • 「最低でも30年」目指す、杜の都のメガソーラー

    太陽光が急増する仙台市西部、背景に「建物は不可」な条例

     豊かな里山が多く残る仙台市青葉区上愛子(かみあやし)に、出力約1.2MWの「上愛子太陽光発電メガソーラー」がある。2017年9月に売電を開始し、稼働から1年間近くが経った。

  • 津波被災地を大規模に農転、「新生・亘理町」を担うメガソーラー

    パワコンを1.5m底上げして浸水に備える

     宮城県亘理町は、阿武隈川の河口に位置し、町の中央をJR常磐線と常磐自動車道が縦断する。常磐道を走ると一面に実った田んぼと点在するイチゴのハウス団地が車窓に広がる。7年前、この地が震度6の地震に襲われ、津波に飲まれた痕跡はもはや見られない。

  • 「統括事業所」で有資格者を柔軟に活用、金ケ崎の特高メガソーラー

    連系設備の基礎にヒーター、積雪と凍結防止で点検しやすく

    岩手県胆沢郡(いさわぐん)金ケ崎町のゴルフ場跡地で、出力約20MWのメガソーラー「金ヶ崎GC太陽光発電所」が6月に稼働を開始した。

  • 所沢市の「RE100」を担うメガソーラー

    処分場と調整池を活用し、リース方式で太陽光発電

     所沢市は埼玉県の南西に位置し、東京のベットタウンとして発展するとともに、武蔵野の雑木林や狭山丘陵など、緑も豊かだ。狭山茶や露地野菜など農業も盛んだ。

  • 「無制限・無補償」でもプロファイ、滝沢市の特高メガソーラー

    シン・エナジーが新生銀行から約19億円を調達

     滝沢市は岩手県の中部、標高約2038mの秀峰、岩手山の麓に位置する。「滝沢市太陽光発電所」は、東北自動車道の滝沢ICを降りて、西にクルマで約10分の丘陵にある。元々、畜産施設のあった約16万m2の土地に2万8000枚の太陽光パネルを設置した。

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