【第3回】デジタルヘルスケア利用者の裾野拡大には美容が鍵(page 2)

2012/11/08 00:00
高橋 祥、田平 博嗣=U'eyes Design、笹木 雄剛=テクノアソシエーツ

リテラシーの高さも女性に軍配

 ヘルスケアのキーワードに対するリテラシーも、男性より女性の方が総じて高い。例えば、冷え、肩凝り、腰痛、月経痛、便秘、眼の疲れ、肌荒れなど、さまざまな不調に関連する「めぐり」は、男性の70%以上が「何のことか分からない」とする一方、女性は半数以上が「具体的方法が分かる」「聞いたことがある」としている。

 また年代別に見ると、20歳代女性は、その他の年代と比べてリテラシーが低い傾向が見られる。例えば、「内外美容」では、20歳代が32%(「具体的方法が分かる」「聞いたことがある」)に対し、30歳代では60%(同)となる。30歳代に入り、肌に対する悩みやトラブルが顕在化し、外側から機能性化粧品を塗る従来のスキンケアだけでなく、食生活やサプリメントなど、体の内側からアプローチする必要性が高まるためと推察できる。

 男女ともにリテラシーが低かったのが「抗糖化」と「抗炎症」。いずれも女性では年齢が上がるとリテラシーが高まる傾向が見られるが、他のキーワードに比べると顕著に低い(図2)。すでに健康や美容系のメディアでは取り上げられていることから、今後の認知拡大が期待でき、これから消費者への普及が進むのではないだろうか。

図2●ヘルスケアに関するリテラシー『抗糖化』
(テクノアソシエーツ「デジタルヘルスケア、消費者価値に見るビジネス機会~疾病予防・抗加齢編~」より)
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