「スマート歯ブラシ」から腕輪型紫外線センサーまで、CESプレイベントを彩ったガジェットたち

2014/01/24 13:05
根津 禎=日経エレクトロニクス
図1 Kolibree社が開発したスマートフォンとつながる電動歯ブラシ
図1 Kolibree社が開発したスマートフォンとつながる電動歯ブラシ
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図2 Kolibree社の電動歯ブラシ用アプリ
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図3 フランスNetatmo社の紫外線を検知可能な腕輪型端末
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図4 紫外線センサー搭載腕輪型端末用アプリ
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図5 Fitbug社の活動量計「Orb」
図5 Fitbug社の活動量計「Orb」
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図6 Orb用の練習プログラム
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図7 TAO-Wellness社の小型端末
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図8 TAO-Wellness社のアプリ
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図9 TAO-Wellness社のゲームアプリ
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図10 TAO-Wellness社の単機能型の小型端末
図10 TAO-Wellness社の単機能型の小型端末
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 家電業界の世界最大規模の展示会「2014 International CES」の開幕前(米国ラスベガス、2014年1月5日)に催された、報道関係者向け事前イベント「CES Unveiled」では、多種多様なガジェットが数多く出展された。その中でも特徴的だったものを数点紹介する。

 まず記者が目に留めたのが、フランスKolibree社が開発したスマートフォンとつながる電動歯ブラシである(図1)。歯磨きの頻度や時間などのデータをBluetoothでスマートフォンに送信して記録する。複数ユーザーのデータを保存可能で、ユーザー同士で記録を比べることができる(図2)。Kolibree社は電動歯ブラシとスマートフォン向け専用アプリを提供する。電動歯ブラシは一般的な製品と大きさはほとんど変わらない。2014年第2四半期の製品化を目指しており、価格は「数量によるが99~199米ドルにしたい」とする。

適切な紫外線対策を助言


 紫外線を検知可能な腕輪型端末を出展していたのが、フランスNetatmo社だ。肌の状態を気にする女性を主なターゲットにしているため、女性向けの外形デザインである(図3)。検知した紫外線量のデータをBluetoothでスマートフォンに送る。スマートフォンには専用アプリを提供し、紫外線量のデータとユーザーの肌質データを利用して、紫外線対策についてアドバイスする(図4)。例えば、サングラスを掛ける必要があるかどうか、どの程度の保護水準の肌クリームを塗るとよいかなどをユーザーに提示する。ユーザーの肌質については、アプリが提示する各種質問に答える形で

 専用アプリは簡易的な紫外線予報機能も備えており、予想される紫外線量を基にして、ユーザーに適切な紫外線対策をアドバイスする。紫外線の予想には、「天気予報などを利用する」(説明員)という。2014年第2四半期に99米ドルで発売することを目標に据える。当初は米国での販売になる予定だが、「『美肌』への関心が高いとされる日本人女性にも販売したい」(説明員)と、日本市場への展開も示唆した。

練習プログラムをゲームソフトのように販売


 英Fitbug社の活動量計「Orb」は、家庭用ゲーム機のようなビジネス・モデルを採用する(図5)。活動量計の価格は約50米ドルと比較的に安価にしつつ、各種練習アプリを有料で販売して収益を得る。同アプリの価格は19米ドルほどで、スマートフォンにインストールする。活動量計がゲーム機に、練習プログラムがゲームソフトに相当するわけだ。活動量計は2013年冬に発売済みで、練習プログラムは2014年から順次発売する予定。少なくとも20種類ほどのプログラムを用意するという(図6)。

圧力センサーでエクササイズ


 圧力センサーを搭載した小型端末を披露したのが米TAO-Wellness社だ。関節を動かさずに、力を入れ、筋肉を縮めたり伸ばしたりして鍛える「アイソメトリックトレーニング」での利用を想定する。例えば、胸の高さで同端末を両手で強く挟んだり、ひざの裏側に入れて挟んだりするエクササイズに利用する(図7)。

 モーションセンサーも内蔵しており、活動量計としても機能する。この端末もスマートフォンとBluetoothと接続可能で、スマートフォン用アプリも提供する。取得した圧力や活動量などの各種データを基にして消費カロリーを推定。加えて、食べたものを記録して取得したカロリーも推定し、消費カロリーと比較して取得カロリーが過剰かどうかを判断する(図8)。

 運動を促すためのゲーム用アプリも準備。圧力に応じてゲーム内のキャラクターを操作する。例えば、雪山を滑走するスキーゲームや相撲ゲームを出展していた(図9)。

 活動量計機能を省いた、圧力センサーだけを搭載した小型の単機能品も販売する予定だという(図10)。

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