シャープが記者会見で示したユニバーサルプレーヤーの仕様
シャープが記者会見で示したユニバーサルプレーヤーの仕様
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 ワイヤレスオーディオを推進する団体「The WiSA(Wireless Speaker and Audio)Association」が制定したWiSA規格に基づくユニバーサルプレーヤーを、シャープが発表した。WiSAは2011年設立で、WiSA規格は、米Summit Audio社が開発した高音質ワイヤレス伝送技術を発展させたもの。パイオニア、米Klipsch Audio Technologies社、Polk Audio社、米Silicon Image社、シャープ、ティアック、デンマークBang & Olufsen(B&O)社などが加盟している。

 特徴は「高音質」。これまでも無線LANなどを使ったポータブルのソリューションは幾つもあったが、いずれもクオリティーは低かった。だから、「ワイヤレスソリューションは本格オーディオには使えない」というのが常識だった。WiSAは初めてのハイエンドオーディオ用のワイヤレスシステムだ。その強みは、主に四つある。

(1)高音質。96kHz/24ビットまでのパラメーター、非圧縮伝送。
(2)スピーカーはアンプを内蔵したアクティブ型。ワイヤレス受信用のチップを内蔵する。AC駆動。
(3)オートコンフィギュレーション。送受信機がスピーカーの位置を確認し、位置情報を基にして、サラウンドにおける音のスイートスポットの変更も可能。
(4)電波が確実に届くような工夫。一般的なWiFiやBluetoothではなく、U-NIIバンド(5GHz帯)を使う。DFS(Dynamic Frequency Selection) 機能も備わる。障害が起きそうな時に、1ビットもオーディオ信号を損なうことなく、適切なチャンネルを自動選択・移動する。

 シャープのユニバーサルプレーヤーは、96kHz/24ビット、ロスレスでWiSA対応スピーカーにワイヤレス伝送できる。7.1チャンネルをサポートし、Blu-ray DiscプレーヤーとSACDプレーヤーの機能を持つ。米国では2014年の晩春(Late Spring)に発売予定としている。