小型の4Kビデオカメラを掲げるMike Fasulo氏
小型の4Kビデオカメラを掲げるMike Fasulo氏
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 「4Kビデオカメラを2K(米ドル)で発売する」。

 ソニーの米国法人Sony Electronics社の社長兼COOを務めるMike Fasulo氏は、得意げに製品を顔の前に掲げてみせた。ソニーは、4K×2K映像を撮影できる家庭用の小型ビデオカメラ「FDR-AX100」を開発した。同社の現行機種に比べて体積を1/4と大幅に小型化したことが特徴だ。米国時間の1月7日に開幕する「2014 International CES」の記者発表会で披露した。米国では、2014年3月に2000米ドル程度で発売する。

 有効画素数1420万画素で1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載した。4K映像を30フレーム/秒で撮影できる。レンズは光学12倍ズーム。動画形式は、「XAVC-S」「AVCHD」「MP4」に対応する。64GバイトのSDXCメモリーカードにXAVC-S形式で保存した場合、最大で約130分の4K映像を記録することが可能だ。3.5型の液晶モニターと、有機ELパネルを用いたEVF(電子ビューファインダー)を搭載した。

 4K映像中の範囲を自由に設定してフルHD(1920×1080画素)映像を切り出し、フルHDテレビで鑑賞できるトリミング再生機能を備える。この他、無線LANやNFCの機能も搭載しており、スマートフォンとの連携も実現した。

 現行機種である「FDR-AX1」の日本での実売価格は、35万~40万円程度。ソニーは従来よりも大幅に安価で小型の4Kビデオカメラを投入することで、撮影から4Kテレビによる表示までを提供する環境を整え、4K戦略の一翼を担う製品に育てたい考えだ。