日本発の手術支援ロボット、デビュー(page 2)

2015/06/17 00:00
久保田 博南=ケイ・アンド・ケイジャパン 代表取締役社長(医工連携推進機構 理事)

「術者の意思が伝わる」手術台

 下写真は、iArmSの外観である。

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 主機能は、術者の意思に連動して移動可能でありながら、上腕を任意位置で確実に支持できる。脳外科などで顕微鏡下における繊細かつ長時間にわたる手術の際、術者の手をしっかりと支え、震えや疲れなどを軽減する。まさに、術者の思いをそのまま受けてもらえるような手置台とでも表現すればよいのだろうか。

 術者の真の意思、主として腕を「置く」「静止させる」「浮かせる」を内蔵センサーで感知。それらに応じた動作として「Hold:腕の固定」「Free:腕の移動」「Wait:周辺機器操作時の待機」の3つの機能を自動的に切り替えられる仕組みだ。モータを使用せずにこれらの動作を可能にしているため、手術現場で求められている高い信頼性・安全性を確保しているうえで、スムーズな操作性を有していることを特徴としている。

 この動作説明を文字で表現するのは難儀だが、基本動作の動画はYouTubeなどで確認することができる。

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