レンズレスイメージセンサーを搭載した試作機(写真:米Rambus社)
レンズレスイメージセンサーを搭載した試作機(写真:米Rambus社)
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 レンズがなくても写せるカメラといえばピンホールカメラが有名である。これとは全く異なる原理でレンズを使わずに撮像できるデジタル技術がある。米Rambus社が実用化を進めているレンズレスカメラ「レンズレススマートセンサー」だ。

 レンズをなくせることのメリットは大きい。小型・低コスト化できる。『日経エレクトロニクス』2014年10月13日号に掲載している同社の寄稿記事「レンズ無しカメラを開発、砂粒大で使い捨て応用も」(pp.73-78、「Trillion Sensors Summit Japan 2014」全講演録にも再掲載)によると、温度センサーや圧力センサーなど他のSiベースのMEMSセンサーと1チップ化することも可能という。また、毎年1兆個のセンサーを必要とする社会「Trillion Sensors Universe」で重要構成要素ともなり得ると、同社は指摘している。

 ゲルマニウムなど高価なレンズを使う赤外線カメラにとっても大きな利点となる。同社は、赤外線カメラへの応用を模索している。

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