いきなり手前みその話で恐縮だが、私が編集長を務めるEMSOneでは、EMS(電子機器受託製造サービス)/ODM(Original Design Manufacturer)に関する情報をウェブサイト閲覧には会員登録が必要2週間無料で読める試用会員も用意)で毎週35本配信している。そして毎週月曜日のメールマガジンに、前週にアクセスの多かったニュースのトップ10を紹介する。

 今年(2014年)はこの原稿を書いている時点までに1月13日と同20日の2回、トップ10を発表したのだが、ランク入りした計20本の記事のうち8本を米Apple社のスマートフォン(スマホ)「iPhone」関連の記事が占めた。タブレット端末「iPad」シリーズや、年内の投入がうわさされるウェアラブル端末「iWatch」まで含めると、Apple社関連の記事が半数の10本に上った。このことは、Apple社の製品そのもの対する関心の高さはもちろんなのだが、Apple社が製品のアセンブリを全量、台湾系を中心とするEMS企業に委託していることも大きく関係している。

 さて、今年ランク入りした20本の記事のうち、スマホ関連の話題が11本入った。うち8本は先にも紹介したようにiPhoneの話題。残りの3本も、やはり同一企業の話だった。ソニーモバイルコミュニケーションズ社(以下ソニー)である。

 うち2本は同社のスマホ「Xperia」シリーズの話だったのだが、もう1本は違った。「ソニーのスマホといえば、OSにAndroidを搭載するXperiaしかないはずだが、はて?」と疑問に思われる向きもあることだろうが、ソニーが米Microsoft社のOS「Windows Phone 8」(WP8)搭載スマホを2014年中に出すかもしれない、という話題である。