スマホ向けパルス・オキシメータが呼ぶ新たな議論

2013/07/12 14:30
久保田 博南=ケイ・アンド・ケイジャパン 代表取締役社長(医工連携推進機構 理事)

 パルス・オキシメータ注)もここまで来たのか、というのが第一印象だ。米Masimo社がインターネット販売している「iSpO2」という製品の広告を見て、早速、注文してみた。

注)薬事法の一般名称ではパルスオキシメータ

“医療用ではない”に注目

 この製品がインターネットで購入できることは、意外性を感じずにはいられなかった。Amazon.comで直接注文でき、しかも3日後には筆者の手元に届いた。249米ドルという価格設定にも割高感はない。

 普段はあまり使ったこともないiPadにつないでみると、いともたやすくSpO2値や脈拍数、PI(perfusion index、灌流指数)が表示された(この製品はiPod/iPhone/iPad対応)。これなら素人でも使えるはずだ。

 下の写真は、附属していた取扱説明書。特に目を引くのが“Not Intended For Medical Use(医療用としての使用を意図していません)”という注意書き。これによって、Masimo社の狙いが見えてくる。iPodやiPhoneなどにつないで使えること、イコール、健康管理用との図式が読み取れるのだ。

masimo
取扱説明書

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