意味あり品番・意味なし品番のメリットとデメリット

 最後に部品コード体系の方向性についてまとめておこう。

コード体系見直しの基本
 一般的なコード体系の見直しでは、以下の3つの観点が有効だとされている。

●環境変化に左右されず、過去~将来にわたって可能な限り「一元性の原則を保証」できる
●コードに「固定的意味を持たせず」、変動項目はすべて「属性」として扱う
●「1物1コード」の原則

 これら3つの観点は、環境変化に依存しないことや固定的な意味を持たせない狙いから、「意味なし品番」を推奨している。しかし、部品コード体系の見直しにおいては、事業特性や製品特性を考慮し別の視点を入れる必要がある。ただし、環境変化に依存する項目は「属性」として扱うという考え方だ。

 「意味あり品番」には、組織や製品の部位のような、ある時点では有効だが、将来的には存在しなくなるような情報を付与されている場合がある。これは事業統合の際に障害になることがあるので、新部品コード体系では排除すべきだろう。